日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~

その他ダイエットや就職活動記など色々な出来事の備忘録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

大学院、続き

『うすっぺら日記』が更新されていました。「学生がその後どうなるのか 追記」

 この『うすっぺら日記』ですが、僕が就職活動していたときに非常に参考になりました。かなりの分量で全てを読み返すのは結構時間がかかりますが、かかった時間以上に有用なことが書いてあります。全部読むことをオススメします。

で、本論。

 

最終的には(思っていたことを、何人かの方が書いておられて素晴らしいと思ったのですが)、学生が研究室の状態を把握し、それを選択して、自分の選択に責任を持つことが必要だと思います。が、現在の状態でそれが可能であるとは思えません。学生の意識の面もそうですが、情報の公開と伝播も不十分であるように思えます。「学生は深くちゃんと調べていくべきであり、それをしないのは本人の怠惰だ」という意見もあるかもしれませんが、僕はそれには反対の意見を持っております。修士の夏や秋という年齢の時分、自分の選択がどのようなものであるか、過去の自分の行動を照らし合わせて見ても、後輩を見ても、十分に検討できているとは思えません。モラトリアムとしての進路でなかったとしても、深い意思の決断を行って来ているかというと疑問です。もしかしたら、大学院は学校なのだから死屍累々のようなことはあるまい、という甘い意識がどこかにあるのかもしれません。


この
 

「学生は深くちゃんと調べていくべきであり、それをしないのは本人の怠惰だ」という意見もあるかもしれませんが、僕はそれには反対の意見を持っております。


という部分に関しては僕とは見方がちょっと違うようです。「怠惰」というのはかなり厳しい気もしますが。それは
 

修士の夏や秋という年齢の時分、自分の選択がどのようなものであるか、過去の自分の行動を照らし合わせて見ても、後輩を見ても、十分に検討できているとは思えません。モラトリアムとしての進路でなかったとしても、深い意思の決断を行って来ているかというと疑問です。もしかしたら、大学院は学校なのだから死屍累々のようなことはあるまい、という甘い意識がどこかにあるのかもしれません。


ということだからということなのでしょう。
 十分検討できていないのは多くの人がそうなのかもしれません。僕も自分自身を振り返ってみて、何も考えずに甘い選択をしてしまいました。幸い現在までなんとかなっていますが、振り返ってみると綱渡り状態でした(在学中だから今も綱渡り中なのかもしれない)。だからこそこれから研究室に入る人たち(学部生?)には同じ轍を踏まないで欲しい、ちゃんと考えて(それでも失敗するかもしれないが)、研究室を選んで欲しいと思います。どの位の人が僕と同程度の意識しかもっていないのかは分かりませんが、そのような意識を改める必要があると思います。なるべく早い時期から「研究室がどういうところか」かを意識させるようにすれば良いのかな?
 勿論定員の関係で行きたくも無い研究室に行かざるを得ない場合もありますし、甘いかもしれませんがPIが色々面倒を見てくれるようになればいいのですが、なかなか難しい問題です。

 あと研究室側がちゃんと情報をオープンにしているのか、というのも重要な話です。

 

研究室の進路を選択するにあたって、最も容易な方法は、過去の進学者がどうなったかということだと思います。例えば、研究室のHPに、過去の在籍者が記載されており、どこどこに留学中、どこどこに就職などと書かれていれば、とてもイメージを掴みやすいと思います。同時にそこには、ネガティブな結果も記載すべきだと考えています。


 蓋しその通りだと思います。
 これに関しては別の方に似たような話を聞いたことがあります、そちらは研究室の業績・レベルについてでしたが。結局自分自身が相当な能力を持っていない限り研究室員の中の"one of them"に含まれてしまうので研究室選びは熟考した方がいいよ、と言われました。そうかな?と、どちらかというと否定的に聞いていましたが。まあ進路についても似たようなものでしょうか。ただし、入ればそれで十分だというわけでも無く、入ってからも日々精進する必要があるのでしょう。耳が痛い。

 現実的に研究室がネガティブな情報を開示するのかというと、大学院の研究室というのがかなり密室的な状況なので厳しいのかな、と思ってしまいます。別の研究室で修士の時に命を絶った同期がいますが、このことすら学部生にはほとんど伝わっていなかった思います。現在では同級生以外には忘れ去られているのでしょう、非常に悲しいことです。全ての研究室が全ての進路をオープンにするという方向に進めば良いのですが、そのような事項の決定機関は教授会(だと思う)なので、そのようなことはまだまだ厳しいのでしょう。可能なのは各研究室の学生同士でそのような機構(ネットワーク)みたいなものを作るとかでしょうか?でもネガティブな情報を流すと教授の覚えが悪くなりかねないので僕には無理です…。結局自分の保身です。
 まあどうすればいいのかすぐには分かりませんが、オープンになるような方向になれば良いなと思います。結局そのような情報を出さない限り「研究室がどういうところか」なんて分かりようがないと思いますし。


 僕自身は自分の決断が甘かったとは思っていますが、後悔はしていません。毎年一人くらいのペースで誰かがいなくなってしまう研究室ですが、本人に問題があることのほうが多いですし、教授には色々感謝しています。考えが甘かったかもしれないけれど、ある意味本人次第でなんとかなるのは運が良かったのかなと思います。
  1. 2007/05/01(火) 20:54:06|
  2. 研究室
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<三角合併解禁 | ホーム | ツーリングに行ってきた>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ikettie.blog80.fc2.com/tb.php/41-7aad2d61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ikettie

Author:ikettie

・博士号(薬学)取得後、とある製薬企業の研究者になりました。
・大学と企業の違いに戸惑いながら日々の思考の変化を追っています。
・コメントお待ちしております。
・初めての方はこちらへどうぞ(070824改編)
・検索エンジンから「ST250」でいらした方はこちらへどうぞ

・ツーリングの目次はこちらです。
・トップ画像の拡大写真はこちら。2010年5月3日@萩ユースホステルからの夕日です。夕日を見送るのが好きなので、良くツーリング先で夕日を見送っています。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク: アカデミアの人々

リンク: 企業の人々

リンク: 医薬関係

リンク: ST250関連

リンク:ツーリング関連

個人的リンク

カウンター(since 2007.03.28)

現在の閲覧者数:

月別アーカイブ

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ClustrMaps

Locations of visitors to 

this page

あわせて読みたい

あわせて読みたい

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

ご意見・苦情など

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。