日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~

その他ダイエットや就職活動記など色々な出来事の備忘録

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インスリン分泌の神経シグナル

Regulation of Pancreatic {beta} Cell Mass by Neuronal Signals from the Liver.
Imai J, Katagiri H, Yamada T, Ishigaki Y, Suzuki T, Kudo H, Uno K, Hasegawa Y, Gao J, Kaneko K, Ishihara H, Niijima A, Nakazato M, Asano T, Minokoshi Y, Oka Y.
Science. 2008 Nov 21;322(5905):1250-1254.

 アブストも読んでいません、読んだのは新聞記事だけです。
『インスリン分泌の神経ネットワーク 東北大が発見』(MSN産経)
 によると肝臓→脳→膵臓とシグナルが流れ、膵臓のβ細胞が増えるという話らしい。記事の書き方、というかScienceとに掲載されているということから、おそらくそのシグナルの実体も分かっているのだろう、と思いアブストだけ読むとERKしか書いていないorz。いや、私が知りたいのはそういうシグナルでは無いのですが…これは本文を読もう。
 人為的に強くしているのは肝臓→脳のシグナルだけみたいですが、脳→膵臓のシグナルの扱いはどうなっているのでしょうか?


 話としては面白い。インスリンへの感受性が低下した場合にはあまり有用では無いのかもしれないが、インスリンの分泌が低下している場合や、ひょっとすると一型の糖尿病患者さんにも有用かもしれないという夢を持たせてくれる論文。


2008.11.28
70000
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  1. 2008/11/25(火) 23:00:07|
  2. 論文
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「不可解」な犯行理由

『asahi.com(朝日新聞社):小泉容疑者の動機、不可解 捜査幹部「飛躍ありすぎる」 - 社会』など
 本人の中で整合性が取れていれば、一般的には不可解だろうが非論理的だろうが整合性が取れていなかろうが、犯行理由としては十分ではないかと思う。警察は自分の論理(というか世間一般的には常識になるのだろうが)を、こういう事件を起こした人物にあてはめようとしても仕方が無いのではないだろう。もちろん被害に遭った方々にはたまったものではないだろうが、加害者としては本人が納得した上で実行しているのだろうから。個人的には、「三十年前の犬」というだけで十分理由になるのだろうと思う。実際に実行する人間が六十億人中一人であろうとも。

  1. 2008/11/24(月) 21:45:23|
  2. 戯言
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研究室の卒業生で飲んだ

 昨日花Qにて、19時から24時30分まで。
 総勢8名、アステラスX4、エーザイX2、万有X2。今もっとも話題に上っている万有の方々から色々内部の情報を聞いたが、大変そうだ(´・ω・`)。私が就活の時にお世話になった方々なので、なるべく力になりたいのだが、新入社員のぺーぺーには何もできませんでしたorz。
 どういう人が(研究職で)再就職できるのか、という話も。多くのfactorが挙げられていたが、博士号もやはりあった方が良いとのことでした。
  1. 2008/11/22(土) 20:27:28|
  2. 日常@つくば
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浮かれていた私へ

 この前ちょっとpositiveかもしれないと浮かれていたが、結局再現が取れず、pseudopositiveなんだかどうかはよく分からないが、イマイチいけていないということでお蔵入り。表向きはnegativeだったということにしておいて、時間があったらちょっとさらに検討してみたいが、現時点では優先順位が高いものが他に控えているの。
 化合物のスクリーニングの場合は基本的には既にPOCが取れているということから目標が見えやすいが、そもそも今やっている仕事はtargetの探索、すなわち標的分子を見つけるところ。
 これがまたそんなに転がっているわけでは無いのですよね。一時期テンションが若干下がり気味でしたが、一ヶ月ほど前に開発の同期は話をしてまたテンションが上がりました。もう大丈夫です。
 部署も、正直言って、今の研究所の中ではかなり面白いところに配属されていると思います。かなりチャレンジングと言えばチャレンジングな部署ですし、逆に「部署として早く成果を出さなきゃ」というメンタリティは他の部署よりも強いかと思います。
 なかなか難しくて、大変で、面白い日々です。
  1. 2008/11/20(木) 21:14:26|
  2. 日常@つくば
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中外製薬は「在宅福祉移送サービスカー」を寄贈しているらしい

『中外製薬、「在宅福祉移送サービスカー」寄贈 愛媛』


同社の社会貢献活動の一環で、創立60周年記念事業として昭和60年にスタートし、今年で24年目を迎える。


 恥ずかしながら、全く知りませんでした。就活の時にこういう事業についての紹介も行っていただければ好印象を与えられるのではないかと思いますが、特に聞きませんでした。当たり前なのかな…(´・ω・`)


 まだちょっとダルイのでこういうゆるゆるの話だけで。
 11/23(日)は大洗であんこう祭りがあるみたいなので、行ってきます。
  1. 2008/11/19(水) 21:49:37|
  2. 薬・製薬会社
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事の顛末

 もともと先週は飲み会ラッシュでした。

 火曜日に『鳥吉 吾妻店』で飲んだあと、どうも鼻水が出ると思いつつもこの時点では特に気にしなかった。

 水曜日午前、声がおかしかったが二日酔いと勘違い。

 木曜日
・起床…のどが若干いたい
・朝9時の会議で発表…あれ?声が出ない
・お昼…ちょっと寒いかも
・夕方・・さむい((((;゜Д゜)))
・22時…なぜだか体温計が見つからないが、推定体温38.0℃~38.5℃。こういうときに体温計が見つからないとはどういうことか?とりあえず市販薬を飲んで寝る。この日、実は『大将別館』で飲んだのは内緒。

 金曜日、明らかに熱があったがとりあえず午前中だけ実験を行って帰る。医務室の体温計を借りたところ、38.6℃とのこと。推定37.5℃だったので、かえって具合が悪くなった気がした。

 土曜日、日曜日はひきこもり状態でした。
 まだ万全ではありませんが、日曜日の夕方からはずっと平熱です。風邪が流行っているようなので皆様もお気をつけて。

Mouse models of rhinovirus-induced disease and exacerbation of allergic airway inflammation.
Bartlett NW, Walton RP, Edwards MR, Aniscenko J, Caramori G, Zhu J, Glanville N, Choy KJ, Jourdan P, Burnet J, Tuthill TJ, Pedrick MS, Hurle MJ, Plumpton C, Sharp NA, Bussell JN, Swallow DM, Schwarze J, Guy B, Almond JW, Jeffery PK, Lloyd CM, Papi A, Killington RA, Rowlands DJ, Blair ED, Clarke NJ, Johnston SL.
Nat Med. 2008 Feb;14(2):199-204
  1. 2008/11/18(火) 22:46:47|
  2. 日常@つくば
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風邪をひきました

 最近ちょっと寒かったのです、昨晩決定的に悪くなりました。とりあえず市販の風邪薬を飲んで寝たら熱は下がってきました。(止められない実験があるので)午前中だけ出社して、午後は休むつもりです。
 皆様も体調にお気を付け下さい。
  1. 2008/11/14(金) 07:24:43|
  2. 日常@つくば
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プラスグレルは期待ほど売れないかもしれない?

『Cardiologist questions safety of Lilly's prasugrel | Health | Reuters』
 抗血栓薬prasugrelはFDAの承認延期が続いているが、これは第三相試験の対照薬として用いていたプラビックスよりも出血リスクが高いことが問題視されているのだろうか?血栓もlife threatningなので、ある程度のリスクがあってもベネフィットの方が大きければ十分有用だが、現時点では結構微妙なところなのかもしれない。出血リスクが高いのはある特定の患者群なので、投与する対象を制限すれば十分有用であろう。しかし、専門家(Kaulさん、Cedars-Sinai Heart Institute)の話では、これはニッチ製品にとどまり、プラビックスやアスピリンが残るだろうとのこと。と適当に調べていたら、もう三ヶ月も前に同じ記事が。
『BioToday - プラスグレルはニッチ製品とBristol-Myers Squibb社は見ている』
  1. 2008/11/12(水) 21:53:32|
  2. 薬・製薬会社
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西武が日本一ですね

 個人的な予想では、巨人4-2西武でしたが(巨人はあまり好きでは無いけど、やはり手厚いと思いました)。渡辺久信も一年目で日本一とはすごいですね。 

 現役時代も最多勝三度と輝いていましたが、僕の中で最も印象に残り、輝いていた(「打たれた」という事実に対する皮肉ではなく)のは1989年10月12日の西武-近鉄戦。


(音が出ます。0:30あたりの投手が渡辺久信です)
 時代背景(?)は『ラルフ・ブライアント-1989年の活躍 - Wikipedia』に。
  1. 2008/11/09(日) 22:35:10|
  2. 広島カープ(+その他野球ネタ)
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CB1受容体拮抗薬

 脳に豊富に存在するCannabinoid Receptor (CB1R)の拮抗薬としてよく知られているのはrimonabant (商品名Acomplia)。カンナビノイド受容体を阻害することから予想されるように、食欲が抑制されるらしい。
『薬のことなら薬事日報ウェブサイト - 肥満治療薬「アコンプリア」‐EUで販売承認を取得』

 しかし、当然ながら抑制されるのは食欲だけでは無いことも予想される。
『薬のことなら薬事日報ウェブサイト - 【サノフィ・アベンティス】抗肥満薬「アコンプリア」の臨床試験を全面中止』
 具体的には抑うつ傾向が見られ、自殺のリスクも高まってしまうらしい。QOL改善薬としてはもうriskに対するbenefitが割に合わないことから開発・発売中止になってしまった。
 作用機序は全く違うが、似たような話としては「高血圧治療薬としてのレセルピン」でしょうか(発売中止にはなっていないけど)。


 リモナバンのことがきっかけになったのかどうかはよく分かりませんが、CB1R拮抗薬について二つほど報告があった。
『BioToday - Merck社 肥満薬候補・taranabantの開発を中止』
『BioToday - Pfizer社 肥満薬の開発中止』
 もうこの機序の化合物が抗肥満として出てくることはないのでしょう。Life threatningな疾患、たとえば癌とか、に著効を示すような場合には復活してくるのでしょうが(多発性骨髄腫に対するサリドマイドみたいに)。
  1. 2008/11/08(土) 20:36:55|
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Pessimistic optimist

 以前も書きましたが、現在は標的探索を行っています。同様に以前も書きましたが、詳細は…ヒミツっ(>_<)
 これがなかなか上手くいかないのですが、昨日ようやく曙光が見えてきました。データ解析していて、あまりにもexciteして先輩をその場で呼んでしまった(^^;)。似たようなcandidate moleculeを片っぱしから検討して、ひたすら「標的として不適切」というデータを出しつづけてきた私ですが、ひょっとするとひょっとするかもしれない。これでクスリになったらどうするよ?とか妄想想像が膨らんだりもします。
 現実的には、まず再現性を取る必要がありますし、まだ一次スクリーニングなのでさらに本物かを調べるための二次スクリーニング、三次スクリーニング等々あります。例え本物だとしても、目的とする活性を持つ化合物が見つからなければダメだし、たとえそのような化合物が見つかってもin vivoでの評価や安全性の問題などありとあらゆるハードルが待ち構えています。(他にも多数ハードルはありますが、)これらを超えてようやく臨床試験入り、そこからのドロップも多数…。先々のことを考えると絶望したくなりますが、それらの可能性を勘案した上で「まあなんとかなるさ」と楽観的に考えてしまします。確率的にはうまくいかないことの方がはるかに多いので、ダメ元で、かといってやっつけではなく、がんばりたいと思います。
 やはり偉大(だと思う)先生の仰ることを見習いたいと思います。

『生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ : 悲観的な楽観主義』
  1. 2008/11/05(水) 21:45:02|
  2. 日常@会社
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ナルコレプシーに関与するかもしれないSNPの発見

Variant between CPT1B and CHKB associated with susceptibility to narcolepsy.
Miyagawa T, Kawashima M, Nishida N, Ohashi J, Kimura R, Fujimoto A, Shimada M, Morishita S, Shigeta T, Lin L, Hong SC, Faraco J, Shin YK, Jeong JH, Okazaki Y, Tsuji S, Honda M, Honda Y, Mignot E, Tokunaga K.
Nat Genet. 2008 Nov;40(11):1324-8.

申し訳ないのですが、例によってアブストすら流し読み状態なので、下手に書くと誤りを多分に含んでしまうのでメモだけ。


ナルコレプシーで調べてみるとorexinが結構出てくる。その一例;

Reduced number of hypocretin neurons in human narcolepsy.
Thannickal TC, Moore RY, Nienhuis R, Ramanathan L, Gulyani S, Aldrich M, Cornford M, Siegel JM.
Neuron. 2000 Sep;27(3):469-74.

Genetic ablation of orexin neurons in mice results in narcolepsy, hypophagia, and obesity.
Hara J, Beuckmann CT, Nambu T, Willie JT, Chemelli RM, Sinton CM, Sugiyama F, Yagami K, Goto K, Yanagisawa M, Sakurai T.
Neuron. 2001 May;30(2):345-54.
  1. 2008/11/04(火) 20:41:08|
  2. 論文
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iiasつくばに行ってきた

 最近はこんなゆるゆる(?)の話ばかりで申し訳ありませんm(_ _)m。

・とにかく広くて色々ある。買い物に関してはつくばセンターに出る必要がなくなるのではないかと思うくらい。郵貯のATMと無印が欲しかった位か。本屋が大きいのもGood。
・ここはつくばか?というくらい混んでいた(>_<)
・そのあおりか、山新、とりせんがかなり空いていた。Q't、LALAガーデン、DAYZTOWNなども空いていたのだろうか?
・久しぶりに映画を見た、『容疑者Xの献身』(公式ページですが、音がでます)。ストーリーはネタばれになってしまうので、ここでは置いておいて、128分という時間が短く感じられました。東野圭吾は読んだことが無かったが、読んでみようかと思う。
・文才が無いので写真撮ってくれば良かったですね(´・ω・`)。


・一緒に行った人に大学院時代の話をした(相手は完全に専門外、というか文系の人です)。あれ?うまく説明できない(´・ω・`)。大学院時代の教授には、専門家にも専門外の人にも、1分でも5分でも1時間でも自分の研究をうまく説明出来るようにならなければならない、と何度も言われていたのですが、それが出来ていない。
・難しい話を難しく話したり、簡単な話を簡単若しくは難しく話すことは結構簡単なこと。一番難しいのは「難しいことを簡単に」。あまりマニアックな話をしても仕方がないのだが、「神経細胞って何?」状態の相手に分かりやすく、短く説明するためにはマダマダだめだなあ(本当はとっくに出来なければならないハズなのだが)。
  1. 2008/11/03(月) 20:19:14|
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開発の同期と飲んできた

 研修以来あっていなかった開発職の同期と飲んできた。家飲みで、一次会がKMさんの家、二次会がYS君の家で。結局27時頃まで飲んでいた記憶があるのだが、そのあたりで寝てしまったようだ。
 自分の今担当している仕事がまだまだ「ある化合物」に落とし切れていないからなのか、自分の視野が狭いからなのかは分からないけれど、普段の業務を行うことで開発サイドの話を聞くことはほとんどない。現在はターゲット探索がメインだが、やはり開発サイドにもこうこうこういう理由でこういうターゲットで…というように明確なコンセプトを打ち出した方が良いのかもしれない。おそらく上の方ではそういう話になっているのだろうけど、新入社員レベルではよく分からない。なかなかもどかしい。向こうは向こうでもどかしさを説明してくれたが、お互いがもう少し歩み寄る必要があるのだろう。
 まあ飲み会だったのであまりまともな話にはならなかったが、研究-開発-MRが(仕事の枠を超えて)もう少し密に連絡を取った方が良いかもしれないと思った週末なのでした。今日は二日酔いというのか、アルコールが抜けていないというのか…というような悲惨な状態でした(^^;)
  1. 2008/11/01(土) 21:22:16|
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プロフィール

ikettie

Author:ikettie

・博士号(薬学)取得後、とある製薬企業の研究者になりました。
・大学と企業の違いに戸惑いながら日々の思考の変化を追っています。
・コメントお待ちしております。
・初めての方はこちらへどうぞ(070824改編)
・検索エンジンから「ST250」でいらした方はこちらへどうぞ

・ツーリングの目次はこちらです。
・トップ画像の拡大写真はこちら。2010年5月3日@萩ユースホステルからの夕日です。夕日を見送るのが好きなので、良くツーリング先で夕日を見送っています。



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