日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~

その他ダイエットや就職活動記など色々な出来事の備忘録

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月末は忙しい

 ktatchyさんが頻繁につぶやかれるのもわかる気がします。まあわかった気になっているだけなのかもしれませんが、とにかく忙しいです(自分基準)。夏休み前なので駆け込みというか詰め込んで実験しているし。こういう時は得てしてまともな結果が出ないというのが経験則ですが、さてさて如何に?


 会社は7月からFLEX勤務ですが生活自体はあまり変わっていません。学生の頃に比べれば早めに帰れことと土日が休みなことが違います。学生の頃は朝早かったので朝は特に大変ではありません。早く帰れるということを逆にいえば時間が限られているということです。会社では関わる人間の数もケタ違いなので会議なども多いですし、その他デスクワークなどをこなしているとあっという間に時間が過ぎます。月末の報告書だとかデータ整理だとかなんだとかかんだとか…。会社で論文を読む暇なんてありません。読みたかったら家で読むしかないです。
 部署は比較的少人数ですが、個性の強い人たちの集まりです。言い出せばやらせてもらえる、という自由な面がある反面、結果が出ないと何もしていないのとおなじ、というのは言いすぎかもしれませんが、そういう面もあります。

 まあこれは個人的なことで、同じ会社でも部署によって違うようです。同期と話をしていても、どうやら比較的忙しい部署に配属されたことがわかります。残業も比較的多いですが、飲みも多い(^^;)…。
 部署の中での業務の立ち位置も把握できてきましたが、かなり重要なことを任されている*1ことも理解しているつもりです。学生の頃は「negative dataでもちゃんとした結果ならそれはそれで新しい」とか言っていましたが、そういうことを言っていられる余裕がなくなりつつあります(^^;)。あ、「仕事を頑張ろう!」みたいな話で、決して「精神的に追い詰められている」みたいな話ではありません。

*1
一人一人が重要な業務を行っているので、僕だけではないですが。
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  1. 2008/07/30(水) 21:16:04|
  2. 日常@会社
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うなぎを食べた

 今週の木曜は土用の丑の日だったが、平日だとか会社の部活だとかなんだかんだで食べなかった。食堂にあるかな…と思ったけど無かった。そんなこんなで結局昨日鰻を食べてきた。『うなぎ 松乃家』@筑波大学の目の前。『美味しんぼ(3) 第1話 炭火の魔力』にて「うなぎ屋は時間がかかる」というような記載があったが、確かに結構時間がかかった。まあそれはある程度予想していたし、待つだけの価値があったと。本来ならば、真昼間からビールを飲みながらウナギを…と行きたかったのだが、残念ながらSTさんで行ったのでお茶でした。時期が時期なので混んでいたが、大変美味しかった。


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  1. 2008/07/27(日) 21:10:48|
  2. 日常@つくば
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浪人博士が企業に就職するには

Yahooのトップにも出ていた記事。

『さまよう「博士」、修了者の25%が「浪人」 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』

 具体的な数値や該当する方々の声については割愛。
 前向きな話であり、ヒントが書いてあるのが「順天堂大学大学院の博士課程でスポーツ社会学を専攻した市川朋香さん(28)」の例。

「研究を通して、自分には分析力、論理力、発表力が身についているのではないか」と。自己の適性に気づき、IT関連のデータ解析会社を受けた市川さんは、すんなり合格。この春から新入社員として元気に働いている。(強調、下線部:引用者)


 重要なのは「何をしてきたか?」ではなく「何ができるのか?」だと思う。勿論「何ができるのか?」という問いの中には「何をしてきたのか?」という問いも含まれている。そして「できる」何かを仕事にするときに、これまでに行ってたことを(ある意味)捨てる必要も出てくる。それが出来ますか?どこまでかは人それぞれ、この例も数少ない成功例の一つかもしれない。ミスマッチばかりと言われればそれまでだが、ある程度現実的な折り合いは付けなければならない。
 「自分のやりたいことをやらなければ意味がない、薄給でもいい」という人もいるだろう。まあそういう人には妥協しているように見えてしまうのだろうな。
 配属が神経では無いと分かった時に「神経じゃないからイヤダ」とは言わなかった(残念ではあったけど)私の意見です。私も神経を「捨てた」と言われればそれまでですが、自分で「捨てた」とは思っていませんし、ましてや無駄だったなどとはこれっぽっちも思っていません。
  1. 2008/07/26(土) 20:25:47|
  2. 博士課程での就職活動
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地震報道に疑問

 昨晩の地震、つくばは震度3程度だった。うとうとしていたのだが流石に目がさめ、テレビをつけた。また東北地方で地震でしたね。こういう時はNHKをつけておけば良い、ということになっている(自分の中で)。ただ、若干の違和感というか疑問を感じたのも事実。
 状況を伝えるのは重要だし、それを視聴者が知りたいということも事実。ただ、現地の人に電話インタビューするのは、現地の方々の地震への対処、復旧作業の妨げになっていないのだろうか?もちろん現地の状況を適切に伝えることにより生まれるもの、例えば義援金など、もあるかもしれない。ただ、それは地震直後にインタビューしなくてもいいのではないだろうか。つながり辛い電話の向こうから現地の状況を聞いたところで我々がすぐに出来ることは限られているだろうが、同じ時間で現地の方々は二次災害を防ぐこともできるだろう。完全なる思い込みなのかもしれないが、同じ時間でには現地の方々の無事を祈る事しかできないので。
  1. 2008/07/24(木) 23:29:46|
  2. 戯言
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ウィンカーを移設した

 ST乗って二年、いまさらだけどウインカーの移設に取り組んだ。まあお店に頼んでもいいのだけれど、どうせなら自分でしたほうがあとでまたカスタム出来るということでチャレンジした。

 おおまかに分けて、パイプクランプ派とテールランプ派とナンバープレート派がいる(のかな?)。本当はパイプクランプで固定したかったのだけれども、どういうわけだか近所のホームセンター・バイク用品店には見当たらない。これだから田舎は。どうせなら東京にいたときに買っておけば良かった(´・ω・`)。通販で買うにしても、たかだか300円程度のものを買うのに送料を払うのもアレなのでこの案はボツに。結局L字のステーを用い、ナンバープレートに取り付けることに。

 家での写真ではなく、先週土曜日に行った国道352号線の福島-新潟の県境(金泉橋)での一枚です。

 不格好な気もするが まあいいだろう。必要だったのはギボシ、配線コード、圧着ペンチ、コードを結束するテープみたいなの…だけかな。ギボシでの圧着がうまくいかなかったり、後日走行中に外れたりしたが、現在は安定している感じ。一番必要だったのはコードを切る時の勇気かな(^^;)。

全部で2000円程度、自分だけのST: priceless
お金で買えない価値がある、買えるものは○スターカードで 。


以下に参考にしたページを記しておきます。
『鉄馬を駆って: リアウインカー移設』
『はねログ リアウインカー移設』
『トコトコ★ST250。。。SUZUKIの単コロバイク:リアウインカーの移設』
『Passing Breeze:続・ウィンカー移設』
  1. 2008/07/23(水) 22:23:22|
  2. ST250
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「資格を持っておけば…」はもう幻想?


薬のことなら薬事日報ウェブサイト - 【私立薬系大学の志願者】総数は横這い-大学・学部新設で「パイの奪い合い」

今年度定員割れの薬系大学が20校に及ぶことが小紙(5月16日号)の調査で明らかになっていたが、志願者数自体が定員を割る薬系大学があったことが、日本私立薬科大学協会の調べで明らかになった。定員に対する総志願者数が3倍に達しない大学は、調査対象55校のうち17校、2倍未満は8校、さらに定員以下も2校あった。逆に10倍以上の倍率を確保したのは10校で、前年度の12校を下回った。志願者総数は8万3611人と前年度を僅かに上回っているが、前年度は新設5校を含んでおらず、実質的には目減りしている。いよいよ薬大も氷河期を迎えた。


・薬学部6年制
→6年かかるなら医学部とか獣医に行った方がいいんじゃないのか?

・雨後の筍の如く出現する新設薬科大学。
→志願者が増えなければパイの奪い合いになるのは目に見えていた。6年制というハンデを背負って余りあるメリットを受験生に伝え切れているのか?いや、そもそもそのようなメリットはあるのだろうか?
 共立薬科の判断は極めて現実的かつ合理的であったと思う。

・薬剤師になって…
→職は十分あるのか?少しアルバイトで働いた感覚としては人では足りていない(自分の周りという極めて限られた範囲だけだけど)。ただ、薬剤師が飽和するというのは昔から言われているが実際はどうなのだろう?(「枯渇する」と言われながらもなかなか枯渇しない石油みたいだ…)

 なぜ僕が薬学部を選んだのか?
 個人的には有機化学が好きだったのだが、バイオの方が「最先端っぽい」という意味不明な理由で生物系へ。バイオの中でも特によく分からない「脳」へ、勿論それだけではない。ひとつ大きな理由としてあったのは、当然かもしれないけど、薬剤師という免許。個人的に臨床に行きたいというような願望は特になかったし、当然医師になるつもりもなかった。獣医も興味がなかった。もう少し基礎よりの学問を学びたかったのだが、完全に基礎だけのつもりはなかった。

「あなたの研究の成果として○○が分かって、それが何の意味があるのか?」
「知ることに意味がある」

でもいいと思うけど、もう少し役に立つかもしれないことをしてみたいなあ…。

・製薬会社に就職しやすい?
→これも極めて限られた範囲(というかうちの会社の同期だけの話だけど)の話では、薬学の大学院を出た人が多いのは事実。ただ、前も書いたと思うけど、応募総数などが分からないので入りやすいかどうかは分からない。

・薬剤師免許は役に立っている?
→アルバイトで少し使ったくらい。会社では特に手当はない、まあ当たり前。博士課程の時とか、今もだけど、少しの精神安定剤にはなっているかもしれない。やめてもなんとかなるかもしれない…あ、薬剤師は過剰でしたか…。

いまどきの進振り(制度がもう違うのだろうけど)では何点くらい必要なのだろうか。

  1. 2008/07/22(火) 22:38:56|
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変な名前のタンパク質

ピカチュリンだそうだ…。
http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/abs/nn.2160.html
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080721/acd0807210202000-n1.htm


他にも色々。
ドロンパ
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2004/041119/index.html

カエデ
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16648840?ordinalpos=2&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

ケイマ(桂馬)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12271129?ordinalpos=7&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

この3つはphotoimagingに有用。

サトリ(悟り)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8790392?ordinalpos=11&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

 サトリ遺伝子が無くなるとオス蝿はメス蝿への興味を示さなくなる、というのが僕の理解だった。しかし、先日の飲み会で、同性へと指向してしまうということを教えて貰う。断片的に調べてみたところ、メスには無い様子。

オトコギ
http://slashdot.jp/~sillywalk/journal/386532
これも性決定因子。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info/otokogi.htmlから引用
「即ち、配偶子の進化という視点で性(sex)の原型はメスであり、オスはMIDのような遺伝子をもつことで原型から派生している性であると理解される。」
まあそんなものだろうな。女性には敵いません。

シュゴシン(守護神)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14730319?ordinalpos=45&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

ポケモン
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15662416?ordinalpos=17&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

ポケモンは話題しか知らなかったが、proto-oncogeneだったのか。これはもう名前が変わっている。

タンパク質だけではなく、特徴的なネズミにも変な名前が付いていたりする。

カグヤ
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15103378?ordinalpos=24&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum
http://brain.naro.affrc.go.jp/tokyo/marumoto/up/press/newpage1.htm
 単為発生マウス、卵子だけで生まれてくる。オスは不要?(言いすぎ)。ただかぐや姫には母親もいないんじゃなかったかな?母親だけで生まれてくるのでスグに思いつくのはキリストだが、ネズミにそんな名前を付けたら夜道に刺されそうだ。

db/dbマウス
http://www.tmin.ac.jp/medical/12/feeding2.html

 摂食障害があり、遺伝的に肥満。世の中的にはおそらく「ディービー/ディービーマウス」と呼ぶのだと思うのだが、どうしても「デブデブマウス」と呼んでしまう。

やはり名前から機能がすぐわかるのがいいな。
  1. 2008/07/21(月) 22:44:02|
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水素水?

 ちょっと酔っているのでメモだけ。
『認知症予防に道、水素水が記憶力低下を抑制 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』

 そもそも水素水ってなんだ?というところから始まるわけですが、(学会発表などではなく、)Neuropsychopharmacologyとか言われると本当なのかもしれない、という気になってしまう。
  1. 2008/07/18(金) 23:15:41|
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BDNF3'UTRの役割

 ついに出たかというかとうとう出てしまったか、というか…。

Distinct Role of Long 3' UTR BDNF mRNA in Spine Morphology and Synaptic Plasticity in Hippocampal Neurons.
An JJ, Gharami K, Liao GY, Woo NH, Lau AG, Vanevski F, Torre ER, Jones KR, Feng Y, Lu B, Xu B.
Cell. 2008 Jul 11;134(1):175-87.

 この論文とコンセプトが全く同じことを数年前行っていた(質は落ちるけど)。技術的なこと、人的資源、研究費、優先順位などなど諸事情により結局中止になった。中止してから2~3年して似たような報告が出たのだが、その時の、直接指導していただいていた先生の一言は忘れられない。ここで述べるようなことではないが、血が逆流しているのかと思うくらい怒ってしまった(そうですね~、と表面上は軽く流してしまったが)。まあ言いたいことはわからんでもなかったのだが、そういうことは表だって言わないで欲しかった。あの時キレてしまえば良かったと思わないでも無いが、全てはもう昔のこと。
 論文の内容についてはまた後日書くかもしれない。気が向いたら…。


 と、ここまで一昨日のうちに書いたのだが、僕がやっていたのは3'ではなく5'でした。ああ早とちり。
  1. 2008/07/16(水) 23:43:18|
  2. 戯言
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宿命の対決-羽生善治対森内俊之

 いまさら今期の名人戦、残念ながら2勝4敗で失冠となりました(私は森内ファン)。直前の勢いなどからして危ないかなとは思いましたが、残念です。そのなかでも特に第3局、大優勢の中盤からわけのわからない終盤になって、結局先手番を落としてしまいました。後手番が勝ったのが第3局だけだということを考えると、ますます残念な気持ちになります。

 名人戦に関しては『ライバルに跳ね返されたかけがえのない経験:NBonline(日経ビジネス オンライン)』や今晩の『NHK プロフェッショナル 仕事の流儀』でも取り上げられていた。Focusが羽生-森内になっている(というか羽生さん?)が、その他谷川さん、佐藤さんなども登場させればもっと面白くなるんじゃないかなと思いつつかえってぼやけてしまうかな。ただ番組自体は面白かった。「タイトルを持っているのが当たり前」というような雰囲気が出ていたが、現実的には現役棋士が百数十人程度いて、タイトルは7つしかない。あと居飛車党としては、なぜあれだけ相掛りにこだわったのか、という点などについても知りたい。将棋世界に載っているのかな?最近相掛りは減っているので。そういえば一時期8五飛戦法が流行っていたころ矢倉が少なくなっていた気がするが、最近は矢倉も復活していますしね。相掛りも増える…のかなあ。
 森内さんはこれで無冠になったが、素人目には三冠時代の前進する、積極的な手を指している気がするので、これからも期待です。


 ところで茂木健一郎だが、この人もなんだか胡散臭い。茂木研のホームページ(『kenmogi.j.html』)を見てみたけどPublicationに学会発表も混ざって、普通に書いている。ううむ…。この人は芸能人なのか?
  1. 2008/07/15(火) 23:12:43|
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暴発は脳の機能不全?

【秋葉原通り魔事件】暴発は脳の機能不全? 脚光浴びる脳科学 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
 読んでいて頭が痛くなった。ひどい記事だが、こんなことで「脚光を浴びる」とかえって変なことにならないか心配だなあ。その中でも例によって森昭雄教授がいらっしゃる。

『ゲーム脳の恐怖』の著書がある森昭雄日本大教授は「人を殺すことの善悪がつかないのは記憶、感情などを司る前頭前野が機能障害を起こしているからではないか。同種の事件は今後増えるだろう」と懸念。「茨城県土浦市の8人殺傷事件の容疑者はゲーム中毒だった。格闘ゲームをはじめとしたゲームは反射神経で反応するだけで、思考能力が働かなくなる。凶悪犯罪を起こした容疑者の脳の状態を科学的に分析する必要がある」と指摘する。

 この森教授という方は(私の、狭い見聞の範囲では)非常に評判が悪いです。以前「ゲーム脳」という話が広まったときに、日本神経科学会として対策を練っていく、というような記述を会報で見かけた気がする(津本先生の言)。放っておくというのも一つのスタンスだろうが、このような人が「脳神経学者」として世間に認識されてしまうことは神経科学の信頼性が落ちてしまいかねない。
 この方の公演については川端裕人さんのサイトに詳しく書いてある。
『リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート』
『リヴァイアさん、日々のわざ: 「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり』

 ちなみに「学会で発表した」というのはおそらく北米神経科学会大会での発表のことだろうが、これは実質的には査読が無いようなものだったはず。それだけで学会が認めたようなスタンスは(往々にして良く誤解されるが)認められないと思う。
 そのほかにも色々頭が痛くなる記載が散見される記事だが何をどう突っ込めばよいのかもうよく分からない。
  1. 2008/07/14(月) 22:44:18|
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神経科学会閉幕

 神経科学会に行かなかったのは数年ぶりだが、もう行かないかもしれんな。退会するつもりだし。
 来年度は名古屋で開催され、大会長は伊佐先生。Systemなどの演題が多そうですね。
『第32回 日本神経科学大会』

 今回の大会で唯一(?)ニュースになった発表。

『asahi.com(朝日新聞社):プロ棋士の後頭部に「脳ダコ」? 活性化領域を発見 - サイエンス』

将棋のプロ棋士が盤面を見て考えるときに、後頭部にアマチュアより脳が活発化する領域があることがわかった。理化学研究所が10日、日本神経科学大会で発表した。理研と日本将棋連盟、富士通が共同で進める棋士の直感の解明を目指すプロジェクトの研究の成果。活発化した脳の一部分が大きくなるという仮説「脳ダコ」にあたる可能性もあるという。
(中略)
さらに、盤面を次々に見せながら機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)装置で脳を調べたところ、頭頂葉の背内側部と呼ばれる部分の2センチ立方ほどの大きさの領域の働きが活発化していることがわかった。プロ棋士11人のうち8人が活発化、高いレベルのアマチュアも難易度が低い局面では活発化していた。



 「脳ダコ」というものについては意味不明だが、一般紙でのプレスリリースならば仕方がないのかなという気もするしなんとも言いようがない。また、(誤解しているのかもしれないが、)このような研究で「活性化している」ことと「能力」とはまた別の問題かもしれない。この研究で言えば背内側部の活性化と将棋の能力というのはまた別の問題なのかもしれない(もちろん関係している可能性もある)。あと全員が活性化しているわけではないので必須というわけでもないようだ。統計的には有意なのだろうが、これがどれだけ意味があるのかはこれからだろう。
 失礼な話かもしれないが、どうせなら四~七段だけでなく、タイトルホルダーなどについても見てほしいものだ。タイトルホルダーと四~七段の棋士では随分違いがあるのかもしれない。
 将棋だけでなく、囲碁、チェス、オセロのプロについても検討を行って欲しいし、そのようなプロ以外の人間がどのような状況に陥ればその部位が活性化するのかという点も気になる。意義づけという意味ではちょっと難しくなるのかもしれないが。
  1. 2008/07/12(土) 00:28:07|
  2. 戯言
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第31回日本神経科学大会

 『第31回日本神経科学大会』が今日から明後日まで開催されます。ちょっと仕事が立て込んでいるし、今の分野には全く関係ないので行かない予定になっています。行くとすれば有給とってですかね…。
 ちょろちょろっとプログラムを眺めただけでも、有名な先生なら何をどうしたのかまだまだフォローできたりしているつもりです。今の分野に関しては、残念ながらそのレベルまで達していない。

 JNSSの方だが、AquaporinのAgre先生やMalenka先生など面白そうな話が多い。しかし、特に話を聞いてみたかったのはKarl Deisseroth先生。
 聞きに行った方…いませんか?
  1. 2008/07/09(水) 22:15:39|
  2. 日常@つくば
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Neuronal Neprilysinを過剰発現させると寿命は短くなる@Drosophila

Overexpression of Neprilysin Reduces Alzheimer Amyloid-{beta}42 (A{beta}42)-induced Neuron Loss and Intraneuronal A{beta}42 Deposits but Causes a Reduction in cAMP-responsive Element-binding Protein-mediated Transcription, Age-dependent Axon Pathology, and Premature Death in Drosophila.
Iijima-Ando K, Hearn SA, Granger L, Shenton C, Gatt A, Chiang HC, Hakker I, Zhong Y, Iijima K.
J Biol Chem. 2008 Jul 4;283(27):19066-76.
アブストしか読んでいない。

 Aβを分解する酵素neprilysinは他のpeptideをも分解するらしい。Neprilysinを過剰発現させると確かにAβの沈着は減少し、Aβによる細胞死は抑制されるのだが、CREBの転写活性の低下、加齢による軸索のdegeneration、そして寿命の低下が認められる
 また、哺乳類同様、ハエでも内因性neprilysinのmRNA量、活性は加齢により低下する。この原因は不明だが、「進化的に保存されてきた現象」的なこと。まあよう分からん。若い時はprotectiveな働きも有害な(detrimental)働きもあるneprilysinだが、加齢により活性が低下し、ADになってしまうとのこと。過剰発現させておいてdetrimentalもナニも無いような気がするが、ひとつのモデルとしての結果としては興味深い。本文を読めばわかるのかもしれないけど、実際に分解する"physiological peptide"が具体的に何なのかは気になる。
 対処法としては、年を取ってから活性化させればいいのですか?
  1. 2008/07/06(日) 20:50:06|
  2. 論文
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財布を落としたorz

 今週てんやわんやだったのは月曜日に財布を落としたためです。人生初です。

 内容物:現金3万円ちょい、SUICA9000円程度、健康保険証、クレジットカード、運転免許証、キャッシュカード

 その日のうちに全て届け出はしたのですが、再発行手続きは面倒臭い。みずほ銀行の店舗に行く必要があったのだが、時間的に一番早くたどりつけるのがなんと千住支店(北千住駅前)。結局水曜日の午前中に有給を取り、みずほ銀行、郵貯銀行、警察署を回る。本日TSUTAYAで届け出を済ませる。
 以下偉そうな雑感。

 みずほ銀行、TSUTAYAは丁寧な対応をしていただいた。感謝。つくばの郵貯銀行は可もなく不可もなくという感じだが、みずほの後に行っただけに印象はあまり良くない。印象が一番悪かったのがつくば中央警察署。細かいことをいちいち書いても仕方がないのだが、対応する人の言うこと、態度など色々気に食わなかった。もちろんこちらに非があるのは明らかだし、大人気ないことを言っても仕方がないので早々に去った。
 茨城県に関しては、即日交付が可能な免許センターが水戸にしかないが、平日しか受け付けていない。有給ばかりとるわけにもいかないのでつくばの警察署にお願いすることにしたが、あまりにもお役所な仕事っぷりなため、計3回ほど行く羽目になりそう。
 まとめて色々紛失すると住所を示すものがなくて困る。幸い有効期限が切れていないパスポートで何とかなったが、いつも持ち歩くわけにもいかないし…。
 指紋認証でも虹彩認証でもDNA認証でも何でもいいから導入して即日再交付してほしいよう。そういうわけで運転したら免許不携帯になってしまう…。そっちも生体認証とかでなんとか…ならないんだろうなあ。


 運転できないのでSTさんはしばしお休み。絶好のツーリング日和だったが出かけられないのでウインカーの移設作業をした。詳細についてはまた後日書きます。
  1. 2008/07/05(土) 20:58:14|
  2. 日常@つくば
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プロフィール

ikettie

Author:ikettie

・博士号(薬学)取得後、とある製薬企業の研究者になりました。
・大学と企業の違いに戸惑いながら日々の思考の変化を追っています。
・コメントお待ちしております。
・初めての方はこちらへどうぞ(070824改編)
・検索エンジンから「ST250」でいらした方はこちらへどうぞ

・ツーリングの目次はこちらです。
・トップ画像の拡大写真はこちら。2010年5月3日@萩ユースホステルからの夕日です。夕日を見送るのが好きなので、良くツーリング先で夕日を見送っています。



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