日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~

その他ダイエットや就職活動記など色々な出来事の備忘録

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疲労困憊

 昨日の夜は同期とスピガ上野店へ。こんなに美味しかったかな、というくらいおいしかった。

 今日は薬学の行事。この時期に実施するのは勘弁してほしい、というか参加する必要はなかったかも知れない。全体の幹事の手際もちょっと…。

 終わり次第学校へ。SPFで実験していたらいつのまにか22時を過ぎていた。早め早めと思いつつ後回しになっている作業が山積み。ラットも頑張っている、ヒトも頑張らねば。

 もう12月?
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  1. 2007/11/30(金) 23:04:16|
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錯視

 見事に見逃した…。
『日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~ 錯視』
 放映は一昨日、ということで一昨日の夜の行動…。

 7時頃から歓送会、9時半ごろ一旦お開きになり、2次会はカラオケ…。カラオケは嫌いなので同期と二人でスタバでお茶しつつ色々しゃべっていたら22:45。店を出る時に時間を確認したので覚えている。その後はわからないが、ゆっくり帰っても23:15には家についているはず。
 シャワーに入ってメールチェックしてネットを徘徊して、ktatchyさんのところのコメントが23:31。その後NHKのニュースで香川の事件が解決したのを知る…。

 この間全く気付かず、というか一週間すっかり忘れていました。ふむ、なんのための備忘録かと…。こういう記事はトップに置いておかないと忘れてしまう…。


こういうことは忘れない。

『BizPlus: 知財・総務:マクドナルド、ヨーグルトなど賞味期限切れ使用・都内FC4店』より

日本マクドナルドによると、4店はFC契約を結んでいるアスリート(東京)が運営する早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷3丁目店。


 今朝のテレビでは、ぼやかしていたけど明らかに学校近くの店舗(と思われる)の映像が流れていた。幸いというか、マックは好きではないので年に一回行くかどうかなので特に不利益は被っていないはず。しかし、行かなくてもこういうことは忘れないのです。肝心なことは忘れてばかり…。

  1. 2007/11/29(木) 23:30:05|
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本を買った

 以前書いたセブンイレブンで受け取れるという方法で本を二冊購入。家まで届けてくれない方が便利だ。まあユーズドで買えばもっと安い気もするのですが…。
 一冊目は読んでいる方が結構いらっしゃるので乗り遅れですが。

高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書) 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
水月 昭道 (2007/10/16)
光文社

NBonlineにもレビューがありました。
『月収15万円の博士たち~『高学歴ワーキングプア』水月昭道著(評:後藤次美) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)』
 今日現在で「読者が選ぶ注目記事」の第二位なのでかなり注目されていると言ってよいのでしょう。

 「月収15万円」…学振(約20万円弱/月)から学費(約4万5千円/月…国立なら)を引いた額とほぼ同額ですね。今の僕と同じくらいの経済水準でしょうか…。学費が引き落とされた昨日思ふ。しかし学費は高いね(>_<)。


もう一冊は『中の人などいない! - NATROMの日記』(NATROMさん)で紹介されている『変な学術研究 1』

変な学術研究 1 (1) (ハヤカワ文庫 NF 320) 変な学術研究 1 (1) (ハヤカワ文庫 NF 320)
エドゥアール・ロネ (2007/05)
早川書房


コメントからたどっていったら…『東京ネズミーランドの思い出』というサイトへたどり着く。こ、これは…(^^;)

 博論を書き終わったら読もうかと思います。締切は1/17(木)。今買うことも無かった気がしますが…忘れそうなので。


  1. 2007/11/28(水) 22:51:01|
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これから歓送会

 飲むので(*1)手短に、といいつつネタ切れですが。

 後輩が旅立って行った、と言っても最終面接へ。泊まりらしい。言いたいことは山ほどあったが、とりあえずは健闘を祈るのみ。ご縁が…あるのかな…。

 ふむ、それくらいしかネタが無い…。明日からますます忙しくなりそう。息継ぎをせずに走るのみ。

(*1)
最近飲んでばっかでないかい?
  1. 2007/11/27(火) 18:22:04|
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要旨は無事に出せました

 またちょうど一週間前のお話。11月19日月曜日の出来事。

 この日は博論発表の要旨提出日だったらしい。以前事務から送られてきた書類には19日(火)と書いてあった(事務は強調していないです)。基本的に日にちではなく、曜日で生きている人間なので翌日だと勘違い。19(月)という訂正の書類やメールも来ていたのだが、うっかりしていた(*1)。同期が月曜の朝に出しに行くのを見て、出すのが早いなあ、と呑気に思う。我ながら呆れてしまうな。事実に気づいて若干慌てるも、出来ていたので間に合う。教授に見せたのが当日の朝だというのは忘れてしまいたい出来事(前日の朝だと思っていた)。後で謝ったら苦笑いされた…。
 事務に無事に提出、と思いきや「平成17年度進学」と書くべきところを「平成17年度入学」と書いてしまい、事務員Tさんにreviseを要求されるorz。細かいな、と思いつつ残るものなのでrevise後にaccept (事務に出しに行っただけですが…)。

 夜は白山ラーメンへ。基本的にラーメンは好きではないのだが、ここのラーメンはおすすめ。夜しかやっていないという不思議なお店なのだが、行く時はいつも客がいる。月曜も開店直後だったので若干混んでいた。一人(うっかり)置いていったら途中で雨が降ってきた…呪われたのか?

 家に帰り、デスクワークを終えた後に昨年一月に漬けたきんかん酒(二本のうちの一本)を解禁。寝かせすぎた気がする…。味が若干硬い気がするがきんかんの香りが何ともいえない。今年の冬はこれで楽しめそうです。もう一本は別の焼酎で漬けているのでこちらも楽しみ(^^)。

 今週も頑張りましょう。

(*1)
気付かなかったのは一人だけorz

  1. 2007/11/26(月) 19:23:10|
  2. 研究室
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結婚式に行ってきた

 ちょうど一週間前の話。こちらの続き。日中は頭痛が酷かったのだが、二錠目のイブがかなり効いたようで、到着したころにはだいぶ良くなっていた。こうなれば調子に乗ってしまい、結構お酒も飲んでしまう(*1)
 式というかパーティ自体はとても楽しかったです。お幸せに、来年度の居住地がかなり近いと思うのでこれからもお世話になるかと思います。

 集まったのは研究室の卒業生ばかりだったので、初めてお会いした場合でも色々と共通する苦労話話題があるのですぐに話が合います。色々裏話(?)も聞かせてもらいました。

雑感、色々抜け落ちていると思うけど。

・協和発酵の方がアステラスの方に合併時の話を聞いていた。アステラスの方は山之内出身で、大阪の人間は押しが強いと思っていたのでドキドキしていたとか…。
・修士の時の同期(修士卒→企業:無理やり分類すると食品企業か?)が今年の採用のリクルーターを行っていたとのこと(リクルーターじゃないかも、採用関連で何かしていたとのこと)。当たり前と言えば当たり前の話だったがいざ言われてみると、なるほど、という話。採用側からの視点をもう少し意識すれば就職活動もスムーズだったのかもしれない。
・企業就職された方々には傾向があった。卒業生が多い会社と少ない会社に、ほぼ完全に二分される気がする(*2)。まんべんなく、というイメージだったが、そうでも無いみたい。研究内容にdependするのかな。確かに表向きは「中枢を研究していない企業」へは少ない。

 以前は、結婚式はあまりやりたくないと思っていた。ただ最近は若干思考が変わってきている気がする。結婚式はしたくなってきました、結婚生活は…どうなんだろう…。

(*1)
ダメ薬剤師、真似してはいけません。

(*2)
例えば、武田は多いけど第一三共はほとんどいない、とか。あくまでもたとえ話ですよ。
  1. 2007/11/24(土) 09:50:37|
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万能細胞と免疫抑制剤

 出遅れた感がありますが、京大の山中伸弥先生のニュースが世界を駆け巡っています。特ダネでの新聞紙面紹介では、各紙このニュースが一面だったと記憶しています。

人間の皮膚から万能細胞、再生医療に現実味 京大教授ら(asahi.com)

 元論文はこちら(pdfです)。この論文自体はCellに掲載されるようですが、competitor (?)もScienceで論文を発表しています。

Induced Pluripotent Stem Cell Lines Derived from Human Somatic Cells.
Science. 2007 Nov 20; [Epub ahead of print]
Yu J, Vodyanik MA, Smuga-Otto K, Antosiewicz-Bourget J, Frane JL, Tian S, Nie J, Jonsdottir GA, Ruotti V, Stewart R, Slukvin II, Thomson JA.

 さらに昨日見て驚いたのですが、Natureにもstem cell関連の論文(表紙も)が載っています。

Producing primate embryonic stem cells by somatic cell nuclear transfer.
Nature. 2007 Nov 14; [Epub ahead of print]
Byrne J, Pedersen D, Clepper L, Nelson M, Sanger W, Gokhale S, Wolf D, Mitalipov S.

『Race to mimic human embryonic stem cells : Nature News』

 まさに"stem cell week"、この技術の素晴らしさはここで素人が述べるまでもないと思います。まだまだクリアすべきステップは多いのでしょうが、これは大きな一歩だと思います。
 昨年マウスでできたという論文がありましたが、ヒトでできなければ意味はないと言っても過言ではないと思いますし(言い過ぎか?)、今後が楽しみです。

Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors.

Cell. 2006 Aug 25;126(4):663-76.
Takahashi K, Yamanaka S.


 さて話は変わって…日本発で世界に誇れる薬の中にプログラフがあります。商品名なのでピンときませんが主成分はタクロリムス、と言われてもまだよく分かりませんが、FK-506と言われると…という人もいるのではないでしょうか。免疫抑制剤で藤沢薬品工業の方々が筑波山の土から見つけたとか(*1)。これは臓器移植の際に必須の薬となっており、年間売上は1000億円を超えているはず。体細胞由来の万能細胞が実用化すれば(「細胞」レベルではなく、組織としての「臓器」レベルで)、当然拒絶反応も起こらないと予想されます。将来的には免疫抑制剤の市場は縮小していくのでしょうか(*2)?全くの偶然でしょうが、ここ数日アステラスの株価が下がっていたり…(*3)

(*1)
今でもアステラスの方々は土をつっついているのでしょうか?

(*2)
勿論臓器移植だけではなく、自己免疫疾患やそれによると推察される疾患(間接リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)に効くのでなくなることはあり得ないでしょう。

(*3)
「体細胞→万能細胞」の技術が実用化されるのはまだまだ先なのに対し、プログラフの特許切れは2008年。外国ではすぐにジェネリックに変わってしまうのでこの技術がアステラスの業績へ与える影響は大きくないと考えます。そういう点から株価のことは偶然だと思っています
(*4)

(*4)
 (*3)までは昨日のうちに書いておいたのですが…免疫関連がアステラスの重点領域だということを今日思い出しました。前述のFK506だけでなく、ASP0485とか。株価のことに関しては偶然ではないのかもしれないけど、こればかりは良く分からんです。まあかなり先の話なので、遠い将来には影響があるかもしれないけど今週に関してはたまたまだと思います。
  1. 2007/11/23(金) 22:22:56|
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抗生物質と抗菌剤の違い

 一昨日の続き。「キノロン系抗生物質」について調べていて、初歩的な知識が無いことに気づきました。恥を晒します。

 『Wikipedia:抗生物質』より

抗生物質(こうせいぶっしつ antibiotics)は、微生物が産生し、ほかの微生物の増殖を抑制する物質の総称である。(強調は引用者)


 強調部分の「微生物が産生し」ということを実は知りませんでした。発見初期での原義というのは上記の通りで、その後「他の微生物」だけでなく、ウイルスや悪性新生物の増殖も抑える薬物も抗生物質に含まれるようになったとのことです。つまり広義の定義は

抗生物質は微生物の産生物に由来する抗菌剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤そして抗腫瘍剤であり、その大半が抗菌剤である。

です。
というわけで、抗生物質と抗菌剤は同値だと思っていましたが、違うみたいです。抗菌剤の中には、当然人工的に合成されたもの(キノロン系、ニューキノロン系、サルファ剤など)もありますが、これらは本当は抗生物質では無いということです。ただし、一般的には「抗生物質」に含まれてしまっている、ということらしいです。
 従って、昨日の記事のタイトルを正確に書くならば『キノロン系抗生物質』ではなく『キノロン系抗菌剤』です。
 また、微生物だけではなく、ヒトもそのような「抗生物質」を持っているみたいです。それがDefensinというものみたいです(カッコいい)。15-20アミノ酸から構成されるペプチドですが、他の微生物の形質膜を通過することがでる。そして、他の微生物の内部にからその形質膜に穴をあけてしまう、というのが作用みたいです。


まとめ
・抗生物質は微生物が産生し、他の微生物、ウイルスなどの増殖を抑える物質。その大部分は抗菌作用を持つ。
・抗菌剤は人工の化合物も含み、ウイルスなどの増殖は抑えない(主作用としては)。
  1. 2007/11/22(木) 23:07:18|
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錯視

 昨日家に帰ったら『爆笑問題のニッポンの教養』をやっていた。番組も終わりかけだったので昨日の内容に関しては全く理解していない。

 気になったのが来週、予告編を見たのだがどうやら錯視の話らしい。興味があるのでこれは見てみたい、という覚え書き。放送は11/27(火)、23:00から。
 次回の講師は北岡明佳さん。『北岡明佳の錯視のページ』はすごい。こういうのは結構好きなのだが、ずっと見ていたら若干気持ち悪くなってきた…。


 神経科学の領域で錯視の研究はどのように進んでいるのかな。そういえば以前宮下先生の講義で補色効果など色について聞いたことがある気がする。
 『色彩の心理』みたいな感じ…。まあ詳しいことは良く分かりませんが(>_<)。

 いわゆる「高次」機能の研究は色々大変なのだろうが、実感・感覚が伴う(ように見える)ので華やかに見える。これは錯視ではないと思う…。
  1. 2007/11/21(水) 21:40:06|
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ガレノキサシン(ジェニナック)~「新キノロン系抗生物質」~

 抗菌剤についてのお勉強、といいつつも二ヶ月くらい前に書いた文章を忘れていて放置していただけですが…。

 富山化学というと若干マイナーな気もする会社ですが、phaseに乗っている化合物は良さそうだという評判を聞きました。

 その一つが「T-3811(ガレノキサシン)」です。他にも「T-705」や「T-817MA」などがあります。そのガレノキサシン(商品名ジェニナック)が先日発売されたということを知りました。

 『薬事日報:「新キノロン系抗菌剤「ジェニナック」発売-アステラス、大正富山、富山化学の3社」』

 現場のことは現場の方にということで『薬局のオモテとウラ: [新発売]ジェニナック錠200mg』より
・ジェニナック錠200mg、一般名は「メシル酸ガレノキサシン水和物」
・用法は「1回400mgを1日1回」らしい。
・メーカー・卸とも結構力を入れているらしい。
・一日薬価が593円。クラビット(一般名レボフロキサシン)の551円と比べても、それほど高いわけでもない。

 「新キノロン系」ということでこれまでのニューキノロン(クラビットなど)とはちょっと違うみたいです。キノロンやニューキノロンというのは良く聞くのですが、「新キノロン」というのはニューキノロンとどう違うのでしょうか?非常に分かりづらい…。

 ここからは基本的に『日本薬理学会誌Folia Pharmacol. Jpn. Vol.130, 287-293, 2007「キノロン系抗菌薬の基礎」』を基に…。

・キノロン系薬物の作用点…DNA gyrase。静菌的ではなく殺菌的に働く。
・抗菌スペクトル…グラム陽性菌から陰性菌、さらにはクラミジアと幅広い菌に有効(おくすり110番より)。

(オールド)キノロンの例
ピぺミド酸
ピぺミド酸


ニューキノロンの例
ノルフロキサシン(バクシダール)
ノルフロキサシン


6位(らしい)にフッ素を導入、これで耐性菌に対する活性増強や体内動態が改善した。他にレボフロキサシン(クラビット)などもあります。

新キノロンの例
ガレノキサシン
ガレノキサシン


6位のフッ素は無い、と言うことが新しいらしい(*1)。注射でも投与可能であり、痙攣誘発、光毒性、関節毒性などの副作用も軽減されている。小児への適用も期待される。

なお新キノロン系薬物でphase入りしているのは把握している限り富山化学のozenoxacinと第一三共のDX-619のみ。

『Drugs.com:Garenoxacin New Drug Application:Garenoxacin is a novel des-F6-quinolone antibacterial agent discovered by Toyama Chemical Co., Ltd. of Tokyo, Japan. 』
http://www.drugs.com/nda/garenoxacin_060213.html

という記事からおそらく6位のフッ素がない「新キノロン」では最初の薬でしょう。英語では「novel」を使っていますが、new quinoloneとnovel quinoloneでは分かりづらいのでnovel new quinoloneとかに…する訳に行かないのでしょうか。

 それはともかくとして、上記のピぺミド酸は第二世代キノロン、レボフロキサシンなどが第三世代キノロン、第三世代が効きづらかったレンサ球菌属(肺炎球菌)等にも効果を持つガチフロキサシンが第四世代キノロンらしいので、これは第五世代キノロンということになるのでしょうか。

キノロン系薬物、今後の展望

・抗菌スペクトルや使用実績から見てもすでに成熟している薬剤。
・小児科領域の治療薬としての可能性(今はあまり使われていないのでしょうか?)。
・耐性菌の出現も懸念される。しかしPK/PD(*2)による有効性の予測が比較的容易な薬剤であり、適正な使用により耐性菌の出現を抑制するは可能。

(*1)元に戻った感がありますが、骨格が若干違うので別物(「新キノロン」)として扱われているのでしょうか?
(*2)PK/PDに関してはこちらを。http://www.chikennavi.net/word/pkpd.htm。

  1. 2007/11/20(火) 22:06:31|
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糖尿病の薬

 武田のアクトスの話があったので糖尿病関連でお勉強。前回の記事『日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~ 似たような話ばかりですが…』の続き。

 いきいき健康 NIKKEI NET: (8/2)糖尿病薬で心不全リスクが2倍に
話はアクトスやGSKのアバンディアという薬について。

糖尿病治療薬Avandia(アバンディア、一般名:rosiglitazoneロシグリタゾン、日本国内では未承認)またはアクトス(ピオグリタゾン)のいずれかを使用する患者は、使用しない患者に比べ心不全の発症リスクが2倍であるという報告が、医学誌「Diabetes Care」8月号に掲載された


 ということですが、先日のBioTodayでタイムリーにアバンディアについての記事がありました(今日のBioTodayにはアクトスについての記事があり)。

記事は途中で切れていますが、GSKは復活を狙っているとのこと。
『BioToday11/15:GlaxoSmithKline社 Avandiaの黒枠警告の改定を発表』
 ただ、上記の『いきいき健康 NIKKEI NET』を読む限り特定の薬がどうこうという話ではなく、このクラスの薬(同じ作用機序を持つという意味で)全てがよろしく無い印象を受ける。
 ちょっと調べてみたところ、first in classだったトログリタゾン(ノスカール)も販売中止になっている。ちょっと微妙な気がしますね、

・アバンディア…主成分はマレイン酸ロシグリタゾン
・アクトス…主成分はピオグリタゾン塩酸塩
・これらの薬はチアゾリジン誘導体とも呼ばれる。
・作用機序…PPARγ作動薬、インスリン抵抗性改善薬(インスリン感受性増大)とも呼ばれる。詳しくは…良く分からない。

東大病院のサイトから、『チアゾリジン系薬剤(Thiazolidinediones)』。これでも作用機序はイマイチ不明。文献が古いので今は分かっているのかも…。
  1. 2007/11/19(月) 23:16:50|
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今日も寒いぞ

 今日も寒いので季節の話…。

 M2の時に新棟に研究室が移動したのだが、それより前は研究室の各部屋が建物のあちらこちらに散らばっており、移動の際には外気にさらされた。冬は結構寒かったし、夏はかなり暑かった。古い建物だったのでエアコンなんてものはなく、集中暖房が切れたらストーブで温まっていた。部屋自体もかなり古く、隙間風もピューピュー。ストーブでは部屋の局所しか暖かくならないのが難点、寒かった(>_<)。
 その部屋は当時薬学で一番古い建物だったのだが、今は全て改修されたみたい。一番きれいなところになってしまっている。

 そういうことで季節を感じることもあったのだが、今は全て同じ場所。空調完備なのでかなり快適。その分季節を感じることは少なくなった、かと思いきや研究室内でも意外と感じることはある。

 一番分かりやすいのは灌流固定の時の水道の温度。室温は同じだとしても冬の灌流固定は手先が震える。
 他にもMTT溶解液など。SDSを大量に含むのだが、冬の朝は析出している(時もある)。これは冬の風物詩になっていた。
 あとラットの子供の数(胎児)も季節によってちがう気がするのだが…夏の方が少ない気がする。これは統計を取っていないので真偽は不明。
ノートを漁れば分かるかもしれないけど、面倒なので都市伝説に留めておこう。


 結婚式(?)に行ってきます。厳密には研究室の卒業生によるパーティーみたいなもの。お二方とも同じ研究室出身なので言わば内輪の集まり?色々懐かしい人々に会える…はず。
 しかし昨日の夜が寒かったためか、朝から頭が痛い。頭痛の時はイブAを一錠飲めば大体治っています、普段なら。しかし今日は昼過ぎに飲んだけどまだ頭が痛い。仕方なしにもう一錠飲んだけど果たして…。風邪薬も持っていこうと思いますorz
  1. 2007/11/17(土) 18:04:20|
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もう冬だ

 今朝のNHKニュースの交通情報にて知る。

『志賀・草津道路(国道292号線)冬期通行止めのお知らせ』

 ああ、こういう話を聞くと冬を感じる。国道292号線渋峠は国道最高地点(2172m)。流石に雪が降っていたりするのでしょう。「日本国道最高地点到達証明書」なるものを売っているらしいが、100円なら一枚くらいはいいかなとも思う。今年中に行ってみたかったのだが…行けるならばおそらく来年の夏でしょうね(行ける程度の余裕は欲しいという願望でもあるけど)。
 十石峠は12月末に閉鎖みたいだし、奥只見、日光などはもう行くような季節では無い。

 だいぶ寒くなってきたのでやはり行くなら南の方ですね。日帰りだとせいぜい伊豆とかかな、それでも大して暖かくなさそう。南房総は今年の二月に行ったけどやはり寒かった。まあ寒い時には寒い時なりにのんびり近場で温泉というのもいいのかもしれない。

 しかし、来年の予定居住地からだと伊豆は行きづらいからできれば引っ越す前に伊豆には行っておきたい。

  1. 2007/11/16(金) 23:47:40|
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似たような話ばかりですが…

 『顕在化する製薬大手の先行不安?-医療・介護情報CBニュース-』(2007年11月14日)より
・2008年3月期の中間決算がこの前出た。大手4社(*1)は基本的に増収増益。
・しかし特許切れ間近…というお話。アクトス(2011年)、プログラフ(2008年)、オルメテック(*2)、アリセプト(2010年)
・この中で一番深刻なのは武田らしい(*3)。生活習慣病関連で、アクトスの次が無い。

・「TAK-475」についてのお話、一部引用

 ことし10月29日には、同社がブロックバスターに成長したアクトス以降の収益基盤のひとつと期待していた高コレステロール血症治療薬「TAK‐475」が、米FDA(食品医薬品局)から追加試験の実施と欧米向け高用量(100mg)製剤の開発中止を“推奨”された。


・発表直後に武田の株価は急落。

 新薬の開発には、10年単位の時間と数百億円単位の投資が必要であることは、投資家の間でも理解が進んでいる。逆に言えば、大型候補と自負する開発品がつまずくと、証券市場もロングタームの投資に値しないと即断する厳しい時代になったと言えそうだ


 厳しいが、まあこれが現実なのだろう。
 『武田薬品工業 (NB100):NBonline(日経ビジネス オンライン)』 (2007年10月29日)も同じような話。こちらはTAK-475の件より前の記事(*4)。その後の株価の急落が激しい…。

(*1)
武田、第一三共、アステラス、エーザイ

(*2)
オルメテックは新しいと思っていたけど…。特許切れはいつ?

(*3)
これは意外

(*4)
ロゼレムは面白いと思いましたし、first in classなので(他社ですが)期待しているのですが…。あまり売れていないのかな

  1. 2007/11/15(木) 23:02:42|
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夢を見た

 朝起きると頭が少し痛い。治ったと思ったのだが、また風邪か?やることが山積みなのではってでも行かねば。


 今月は結婚式やら送迎会やらで金銭的に厳しい。色々節約モードにする予定だったのだが、もう結構使ってしまったorz。というか今の状態+上記の二件だけで予算オーバー。MINTIA 1箱/日 が無駄な気がするが、止められない…。禁煙できない人と同じような感じかな?


 株価が落ちているので(というわけでもないけれど)、放置しておいた証券会社の口座を久しぶりに動かす。長い目で見ようかと思います、というか株主優待が目的ですが…。とりあえず権利確定は三月、それまでは放置の予定。


 変な夢を見た。昔通っていた小学校(?)に来年の三月に訪れているという設定(*1)以前も少しふれたが、一時期イギリスに住んでいた。その時通っていた学校へ行った夢を見た。
 その時の校長先生に会う。相手も過ぎた年数に応じた感じで歳をとっていた。勿論卒業以来会っていないわけなのだが、やたらリアルだった。英語で何やら会話していたことと「GlaxoSmithKlineに比べれば小さい会社」と言ったことしか覚えていない…。イギリスだったので、Pfizerと言わずにGSKと言ったところやたら現実的なのだが…。これは来春に行くべき? まあ無理そうですが…。
 ちょっと調べてみたのですが、その学校は教師の名簿も公表していました。当時いらっしゃった教師で今もいらっしゃるのは一人だけ。20年近く昔なのでまあ当たり前だという気もしますが、寂しいものですね。前述の校長先生は残っていない様子。唯一残っているのは語学(英語とフランス語)の先生。小学校レベルでも(nativeにとっての)第一外国語を教える学校だった。僕にとっては第一外国語と第二外国語。フランス語を英語で教わっても英単語が分からないんだから理解できるわけないじゃん。試験の成績も下から数えて一番目だったが、そういうことに関しては結構寛容な先生だった。
 何故いきなりそんな夢をみたのだろうか…?原因は昨日の夜にVista搭載のチェスゲームを少し遊んだからだと思います。チェスをしたのは数年ぶり。向こうで少し覚えたのですが、最高でもFIDEレーティングで1800程度でした。大して強くありませんが、まあ楽しめました。


 まあそのせいでやたらと回顧する一日。現実逃避の一種か?懐古はしていないけれど無性に行きたくなりました…。


(*1)
 「もう博士号を取れている」という話と「四月から働く」みたいな話だったので三月だろうと推察します。厳密にはもう少ししないと取れていないでしょうが…。
  1. 2007/11/14(水) 20:21:17|
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アメリカのポスドク事情を聞いた

 SfNの話題が続きます。SfN帰りの人からアメリカに留学している人達の話を少しだけ聞いた。といっても一言二言だけだけど。どうやらsuccessfulな人と、そうではない人で完全に二分されているらしい。
 最近の言葉で言うと勝ち組負け組(*1)がハッキリしているということかな。あまりsuccessfulではない人がどう大変なのかについては聞いていない。まあある程度は想像はできるけど…。

 別に留学している人だけが大変なのではなく、nativeの人も大変な様子。ちょっと古いけど、Nature Neuroscienceに載っていた。


Supply-side academics (Nat Neurosci. 2007 Nov;10(11):1337.)

The number of biology PhDs has increased without a corresponding change in tenure-track positions. This oversupply has led to an intense competition for jobs and funding that may be damaging the culture of science.


 中途半端にしか読んでいないけれど…

・FASEBの調査: the United States is producing PhD biologists at a greater rate than academic research can absorb them.

・テニュアに就いているPhD biologists:46% (1981)→less than 30%.

・2004年にはポスドクの57%がテニュアトラックに応募(AAASの調査)。実際に就けるのはこの半分程度。

・共同研究などが減っている(unpublished dataを出すのを嫌がる)~such competitive behavior is a natural-and perhaps rational-

・解決法…入口を減らすか出口を増やす(まあ当たり前か)。

 巷でよく言われているのは「博士が多すぎる」ということで、入口を減らす方向。ただ、これでは研究者の絶対数も減りかねない(というか減るでしょう)のでscienceのレベルも下がってしまう恐れがあるのではないかと思う。土台がしっかりしていないと高くはならないピラミッドのように(*2)。では出口は増やせるのか…?博士まで行ったのだから、というような考え方を捨てれば(≒選ばなければ)働く場所はいくらでもあるのかもしれない。
 まあ「博士が多すぎる」と仰る方々は博士の質の低下を嘆いている方もいらっしゃるのかもしれない。これは耳が痛い(>_<)。
 企業就職を考える場合、日本企業は「新卒」を有難がる傾向にあるので迷える期間が短いのかもしれない。中途が増えているという話は聞くけれど、アメリカほどではないでしょう。色々社会の事情が違うのに、何でもかんでもアメリカ型を目指すのはまずいですね。
 じゃあどうすればいいんだろう?日本のお家芸と言えば年功序列と終身雇用。年功序列はだめだろうけど終身雇用は…?高学歴低ポスト(*3)でも生活が保障されていて研究ができるのであれば…という気もします。まあ深く考えた上での発言ではないのですが…。


(*1)
正直この言葉は嫌い。

(*2)
勿論院生がより密度の濃い指導を受けられるので一人一人のレベルは高くなる、という可能性もありますね。

(*3)
薬学の同期(修士卒で就職、結果的に同じ会社に勤めることに…)が言っていた、高学歴低ポストの人もいる、と…orz
  1. 2007/11/13(火) 23:17:24|
  2. 博士・ポスドク問題
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昨日の結果は

 昨日の件について、やはりぬか喜びらしい、今朝のミーティングで指摘される。結局微妙だという結論に。「まあ将来何かの種になるかもしれないけど」とのこと。まあ確かに言われてみれば…。結局こちら関連はお蔵入りになりそう。


 そのあとSfNの話を聞く。ほぼ同じ内容の論文をほぼ同じ時期に出したグループの続きが気になっていたのだが…続きは今の研究とあまり被らない様子。ただ大きな枠組みでは、目指している方向は一致しているみたい。頑張りましょう。その他T-Aさんの研究の話などなど(その他多数の方々の話を)色々聞く。最近のトレンドはin vivo imaging (two photon)らしい。


 研究室の学振事情が判明。出した人のうち、一人以外は全員通っていた(そんなに大人数で出したわけではないけれど)。昨年・今年とやたら通るなあ。僕が研究室に来た時は0人だったし、一昨年も0人だったのだが(「通ったのが0人」ではなく「受給者が0人」)…。まあめでたいことなのだが、あまり納得できないというか釈然としない感じ。イマイチ基準が分からない。まあぐだぐだ僕が言っても仕方がないのだが。


 昨日とか今日とか身辺雑記ばかりですが、しばらく続くかも…。ネタが無いわけではないのですが、書く時間がないですね。まあ無理しないで適当に綴っていく予定です。
  1. 2007/11/12(月) 23:35:48|
  2. 戯言
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週末memo

 土曜日。
 木曜の夜が徹夜(>_<)で、しかも金曜日もなかなか終わらなかった…。そういう訳で土曜日の朝はいつもより若干遅く起きる。九時半頃学校へ。午前中実験、午後の前半は色々な書類作成。午後後半は研究室の同期で銀座和光に買い物。今週末にあるSKさんとJCさんの結婚パーティーのプレゼント。銀座和光は初めて入った。JCさんは研究室の一学年後輩なのだが修士卒で就職、そしてもう結婚ですかorz。SKさんは研究室の先輩かつ(まだ入社していないけれど)会社の先輩。就職活動の時に色々お世話になったし、これからもお世話になるのだろう…。あまり迷惑はかけないように気をつけよう。その後は銀座でお茶、SfNの土産話を聞く。まあ、異国で泊まりがけだと色々大変だよね。夜は家で書類作成。家のパソコンと学校のパソコンでバージョンが違うためか、微妙にずれていたりする。家で修正しても、学校でずれていたら意味がないなあ。仕方がないので細かい点は放置して文章を書く。

 日曜日。
 目ざましをかけなかったら若干寝坊。九時半頃学校へ。木曜~金曜の実験のデータ整理。二つ目的があったのだが、片方は微妙、というかよく分からない結果。まあ結果は結果でクリアーカットなのだが、ますます謎が深まる。もう片方は、ひょっとすると凄いことかもしれない、という結果。ひょっとするとひょっとするのかも知れない、と期待を抱く。こういう時は大抵がぬか喜びに終わるのですがね。まあ例数が必要、というか現時点では何も言えないのだが。これを突き詰めようとすると…大変だが、もし本当なら謎を説明することもできる。ただ、これも時間がかかるので、色々追ってどれも中途半端、という状態になるのは避けたい。午後は要旨作成、とりあえず終了、教員チェックへ。投稿論文のdiscussionと博論のスライド。博論スライドはちょっと中途半端。今のままでは時間が余る、かといって全部入れると話がぼやけてしまうし時間も足りない。イメージでいうと丸ノ内線の中野坂上-方南町みたいな結果です(良く分からないか)。まあ今の実験が入れられれば良いのだが…。う~ん、悩ましい。夜は実験および来週の実験の準備、とりあえずこれはこれで…。来週後半からはますます忙しくなりそうだ。
 同期の投稿論文の返事を見せてもらう。Revise+その他やるべきことを聞いていたら萎えてきた…。私はまだまだ楽な方かも。 


 一週間の最後は…これしかない(^ー^)。また一週間頑張りましょう

  1. 2007/11/11(日) 23:14:52|
  2. 戯言
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10月を振り返る

 早いもので10月もあっという間に過ぎてしまいました。正直あまり振り返りたくないです、忘れてしまおう。

 普段は「人生は一本道」と考えている自分でも、まああのへんが人生の分岐点だったんだな、ということを思ってしまう。それも現時点では後悔しそうな方向に進んでいる。まあ研究室選びや就職活動も分岐点だし、極論すれば毎日がそうなのかもしれないが…。
 出来ることなら一、二ヶ月位戻ってやり直したい。結局あちらへと踏み出す勇気が無かったというだけのことなのだが…。

 そんな自分に贈る言葉:覆水盆に返らず。


 まああまり後ろを見てもしかたないですね。この失敗(?)を活かせば良いのです。以前も似たような失敗をしたけれど…。
 今月は三段跳びでいうところのステップです。一応来月には(一次?)審査があるみたいなので「より遠く」というよりは「より確実に」跳べるよう頑張ります。
 とりあえずはやるべき実験をこなすことと、投稿論文書きと博士発表の要旨ですね。要旨の締切は19日ですが、まあ早めに終わらせてしまおう(8割方終わっている)。スライドは今月中に(これは6割方)。今の実験が結果によって入るかもしれないし入らないかもしれないのがなんとももどかしいところ。本当に間に合うのか…?投稿論文は2割くらいですね。今月中に投稿、とか考えていたけれど…頑張りましょう。


 10/31と11/6に飲む機会があった。10/31は研究室の飲み。一年ぶりに記憶を失った。教授もいらっしゃったが、もう慣れられてしまった様子…。まあ確かに一年に一回は記憶を飛ばしてしまっているから…。
 11/6は研究室の後輩二人(HNとTK)と計三人で行きつけ(でもないけれど)の飲み屋(厳密には焼き鳥屋?)Sへ。まあYahooグルメの口コミ情報で見事星一つをつけられてしまっている店。
 そんなことはどうでも良いのだ。ダイエットとは口先だけなので食べるだけ食べて適当に飲んだ。その時の話…。どうも自分に対する評価が自分と他人であまりにも違う。結局全ては冒頭の話が原因で、一時的にだろうがかなりのネガティブ思考に陥っている。迷惑な酔っ払いだ。


 今日で内々定一周年。就活の二ヶ月間では自分自身の物事への見方や考え方が変わったのを実感した気がするがこの一年間は…?何をしていたのだろうか…。まあ変わるべきこともあるだろうし、変わらないべきこともあるだろう。ただ、昔何を考えていたのかイマイチ覚えていない事が多いので、変わったのか変わっていないのかすら分からないこともある。

そのために 私のための 備忘録。





2007/08から
ユニークアクセス8571
トータルアクセス18985
10月はコメントも色々頂けましたね(^^*)
人間もラット・マウスも細胞も一ヶ月頑張りましょう。
  1. 2007/11/10(土) 22:41:08|
  2. 戯言
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便利なネットショッピング

 欲しい本があるのだが、どうも近くの本屋さんには無い様子。そういうことありません?こういう時はネットだ、便利な時代。

 たまに使うのはAmazonなのだが、問題点としては送料がある。ただ、新品の場合は1500円を超えると無料になるのでそれほど大きな問題ではない。

 もっと大きい問題は、一見便利なのだが、家まで届けてくれるという点。届けてくれる時間帯にはあまり家にいない…。親切なのは分かるのですが、若干大きな…。

 そんなこんなで注文が億劫になっていたのだが、先日『セブンアンドワイ - インターネットでショッピング!』を知った。
 今さら?とか言われそうだが、本当に知らなかったのだから仕方がない。

 勿論家への宅配もあるが、本当に便利なのはセブンイレブンで受け取ることもできると言う点。しかも24時間いつでも可能、これは便利だ。


 何の紹介でしょうね…。まあ今晩は例によって徹夜なので。テンションがおかしいだけかもしれません(*1)

(*1)
終電を逃した後輩が一人…寝ています。
  1. 2007/11/09(金) 03:46:18|
  2. 戯言
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ブルータス、お前もか?

 使い方が若干違う気がしますが…。

『カープ新井、FA宣言へ』(中国新聞より)

 もう知らんがなorz。阪神とか噂されていますが、金本、シーツ(*1)、黒田(*2)、新井(*3)って…カープは阪神の二軍ではありませんよ(*4)

 「優勝争いできるチームで」という気持ちはわかるのですが、あなたちこそが先頭に立つべき人材なのですよ。Negative feedback loopもいいところ。

 なんか、予算も設備もあまりない研究室で色々試行錯誤してみたけれど、結局大した雑誌には載らなかった。「俺はNatureに載せたいんだ」とかいって有名研究室に行く、というのと同じですか?いや、そういうのがあるのかどうかは分からないけど…。本人が獲得した権利なので非難するつもりは全く無いのですが…。残念です。

(*1)金銭面で折り合わなくての退団なので違うかも。
(*2)未遂
(*3)未定
(*4)別にルールに法っているので問題は無いのですが。僻みでしょうか?
  1. 2007/11/08(木) 00:46:35|
  2. 広島カープ(+その他野球ネタ)
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Q.余裕はありますか?

A.
 あまりないです、ちょっと忙しいですね。絶え間なく締め切りが押し寄せてくるのでどんどん忙しくなりそうです。こういう状況があと二ヶ月以上続くと考えるとうんざりしますね…。といいつつ気分転換は忘れてはいません。ただ丸一日出かけるというのは当分無理そうです。
 漠然としていたことが色々具体性を帯びてくると慌ててしまいます。X-day (なんのだ?)が一日一日近づいています。
 新しい実験を始めたのですが、どうもポジコンが取れない。あまりにも検討すべき点が多すぎるので途方に暮れている状態ですが、まあ一つ一つこなしていきます。ただ、いざ系が走ったとしても結構時間がかかるのでギリギリまでやることになりそうです。

 そういう訳で手抜きですが、例によって新聞から気になったことを…。まあ取り上げないわけにはいかんのですが。

『中日スポーツ:広島・黒田、FA宣言 日米で争奪戦:野球(CHUNICHI Web)』
 大リーグ移籍を視野に入れ、FA権行使を表明していた広島の黒田博樹投手(32)は5日、FA申請の書類を球団に提出。


 昨年のことがあるのでこれはもうだめですねorz。仕方がないです、笑顔で送り出しましょう、上を向いて…涙がこぼれないように…。ところで日米間トレードというものはできないのでしょうか?その方が球団にもメリットがあるのですが…。他にもポスティングもあるし、FAなのはどうしてでしょうか?制度をイマイチ理解していないだけかもしれないですが。

 あ、FAだと本人が球団を選べるのですね。それは大きいなあ。

  1. 2007/11/07(水) 02:01:50|
  2. 広島カープ(+その他野球ネタ)
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武田は難産

後輩に教えてもらうまで気付かなかった。

『ホットストック:武田<4502.T>売り気配、米FDAが開発中の高脂血症治療薬に追加試験要求 | Reuters』

29日に米食品医薬品局(FDA)が、同社が高コレステロール血症治療薬として開発中の「TAK─475」に追加臨床試験実施を要求するともに、高用量試験の中止を推奨したと発表したことを嫌気している。


 以前ちょっとだけ触れたことのある「TAK-475」について。スクアレン合成酵素阻害剤で高脂血症の薬ですね。これを読む限り完全にコケたわけではないようですが…。
 
  1. 2007/11/06(火) 02:34:19|
  2. 薬・製薬会社
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プラスグレル

 出血が多いけれど抗血栓効果という面では有意に優れているということでしょうか。最終的にはそうこと(リスク対効果)を勘案しても優れているという主張ですか?ちゃんと読んでいないので良く分かりませんが、ちゃんと読んだらまた何か書こう。

第一三共のプレスリリース(pdf)

『第一三共=第3相実薬対照比較臨床試験で抗血小板剤プラスグレルのクロピドグレルに対する統計的優越性が判明=共同通信PRワイヤー』

 あと今まで気付かなかったのですが、これは宇部興産からの導入品なのですね。第一三共にとって、売上はあるかもしれないけどそれほど利益は上がらないもなのかも。

 まあいずれにせよ携わった方々はお疲れ様でした。まだ終わったわけではないのでしょうが…。


関連
『日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~ NB100 第一三共』
『日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~ ブログの効能』

風邪がなかなか治らない…。

  1. 2007/11/05(月) 08:08:45|
  2. 薬・製薬会社
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ツーリング~国道152号線の旅~

 随分前のツーリング。もう一ヶ月以上昔の話ですが…時が経つのは早い。当時も忙しかったのですが、朝一に培地交換してからの出撃。

出撃日:2007年9月23日
目的:国道152号を走ること。

概要
(*1)→中央道調布IC(*2)→中央道八王子料金所(*3)→中央道(*4)→中央道諏訪IC→R20経由でR152へ(*5)→R152で浜松市まで(*6)→東名袋井IC→東名東京IC→帰宅

(*1)
3:00発、学校へ寄り培地交換。珍しく誰も徹夜していなかった。

(*2)
世田谷区内R20、朝4時半にサイン会。前回は確実にアウトだったので納得しました。しかし今回は絶対にセーフ。しかしごねても覆るはずもなく…。ここまで価値観が全く違う人たちとは話し合っても無駄な様です。

(*3)
八王子IC

八王子料金所@5:24。朝焼けがきれいでした。この時期の朝は夏用メッシュジャケット(下は半そで)では若干寒かったです。

(*4)
初狩PAと八ヶ岳PAで休憩。朝早かったので店は全て閉まっていた。
風林

火山

7:00八ヶ岳PA。田んぼに風林火山の文字。大河ドラマを意識しているのでしょう。

(*5)
諏訪南ICで降り、特に道に迷うことなくR152へ。7:40撮影
R152


(*6)
まずは杖突峠。残念ながら天気が悪く、景色は良くなかった。

杖突峠

進行方向の写真。まだまだ酷道を感じさせない。

杖突峠から

茅野市が見えます。

高遠

高遠、のんびりしたところです。

高遠城址公園入り口

高遠城址公園、8:10頃到着。

高遠城址公園園内

高遠城址公園を散策する。桜の名所として知られているが、当然咲いていない。人もほとんどいなかった。朝早かったからかな。

コスモス

桜は咲いていませんでしたが、コスモスはきれいでした。コスモス街道というのも行ってみたい。

美和ダム

道路の反対側は三和ダム。

道の駅南アルプスむら長谷

 8:45道の駅「南アルプスむら」に到着。
 ツーリングマップルにパンが人気とのことが書いてあったので、ここで朝ごはんの予定。

 変な看板発見。
怪しい看板

 9時開店らしいので準備中だが、この看板はアヤシイぞ…。期待と不安が入り乱れる。人気と書いてあったが、ほとんど人もいない…。

結局購入したのはメロンパン。
メロンパン

変な看板とは裏腹に、美味しかった。

R152

どんどん進みます。この川が中央構造線?とか思うが多分勘違い。道はまだ立派です。

分杭峠

分杭峠の入口。急に道が狭くなる。ワクワク不安になる。

分杭峠道

分杭峠へ…。1.2~1.5車線の道路が続く。

分杭峠道2

どんどん登ります。しかし天気が悪い…。

分杭峠標識

 後ろを振り返って、標識を写す。伊奈・駒ヶ根は普通免許の高速教習で走った道です。教習所の教員に覆面パトカーの見分け方を教えてもらったが忘れた…。

分杭峠

分杭峠。従是北 高遠領。分杭峠はパワースポットらしいが、あまり興味がないのでスルー。

中央構造線北川露頭

 中央構造線北川路頭に到着。ここにもちゃっちい看板が…ここでも不安になる。どんどん坂を下りて行きました。
フォッサマグナ

到着?誰もいなかったし、何もなかったので不安になりましたが、多分これですね。左と右で色が違います。凄い気もしますが、素人には良く分かりません。

露頭入口

中央構造線安康露頭。
フォッサマグナ露頭

ここは川原に降りて行かなきゃ見られません。多分これ?というのはありましたが、北川露頭の方が分かりやすいです。

地蔵峠、未開通区間その1。
地蔵峠


地蔵

 道から5m程のところにお地蔵さん。旅の安全と学業成就を祈願。
 地蔵峠の未開通区間をつなぐのは蛇洞林道だが、結構立派な道。素人考えではこちらを国道に組み込んでしまえばいいのに、と思う。

 11:30道の駅『遠山郷』到着。高速に乗る前に給油しておいたのだが、ここまで約300km。そろそろ給油が必要なころだ。STのタンクは12L入り、燃費は大体30km/L。すなわち一回の給油で360km程度走れる。しかし、それはあくまでも計算上の値。燃費が多少でも悪くなれば動けなくなる。ところが諏訪からここまでガソリンスタンドは数件しかなく、しかもどれも閉まっていた…。これはヤバイと思い、道の駅『遠山郷』の職員さんに聞いてみるとこの集落のガソリンスタンドも全て閉まっている。となりの集落まで数十分で、そこに行けばあるかもしれないとのこと。変な冷や汗をかきつつ言われた通りに進むと…空いていた。どうも他のドライバーも困っていた様子。土日は燃料を携行するか、諏訪で給油した方が良いかと思います。
 それより以前も感じたのですが、道の駅にガソリンスタンドを併設するわけにはいかないのでしょうか?全ての道の駅に、とは言いませんが、一部にでもあると助かります。

クマ

 予定外に時間をかけてしまったが、ツーリングマップルに従って遠山郷「星野屋」へ。鹿、イノシシなどの山肉が評判らしいが、食べたことのない熊を食す。若干高めですが、全てが美味しかったです。機会があればこのお店にはまた行きたいと思います。
星野屋


 引き続き国道152号。ヒョー越林道。青崩峠は日本の技術をもってしてもトンネルが掘れないらしい。全てツーリングマップルの受け売りですが。そういうわけで兵越峠経由。武田信玄がここを越えたからそういう名前がついたとか…。ヒョー越林道は一部砂利道、萎えた。タイヤがタイヤなので、のんびりと。これを越えて静岡県へ。ここまでひたすら写真を撮ってきたけれど段々疲れてきました。以降ほとんど撮れていません。水窪を経て浜松市へ。天竜川沿いの道は、確かに山道ではあったけどこれまでに比べればかなりの都会。朝早かったのがこの辺で効いてきた。単調な道ということもあり睡魔に襲われる。一瞬記憶が飛んだ気がする…。また冷や汗をかいた。

 道端で仮眠を取ろうかと思う位眠かったが、ちょうど道の駅「天竜相津花桃の里」に15:00到着。人は多く賑やかだったがすぐに寝てしまった。

 15分で起きたが、眠気が飛んで行った。
アイス

なんとかソフトを食べ、散策。

なにやら発見。
夢?

夢のかけ橋、というものらしい。

夢の橋

 建設半ばで計画が中止となった『国鉄佐久間線』の下部工を活用して架設した自転車歩行者専用道で…という橋に「夢」という文字を託すのは…。国鉄職員の夢が破れ、無念さが滲み出てくるような名前です(違うか…)。

天竜川

天竜川、天気が悪いからでしょうか濁っています。

道の駅天竜相津花桃の里

夢のかけ橋から見た道の駅天竜相津花桃の里。

 
袋井より

 そのままR152を進むと、もはや都会。早めに東名に乗ってしまおうと思い東名袋井ICまでノンストップで行く。

 ところが帰ってきてからある事実に気づき、後悔することになった。
「月まで3km」の看板
いや、国道152号と県道360号の交差点は明確に覚えています。あそこで曲がっていればよかった…。そんなこんなで袋井ICから東名に乗る。16:10、標識が200km以上あると萎えます…。
 途中日本坂PA、富士川SA、中井PAで休憩。お菓子の試食コーナーがあると期待したのだが、どこも無かった…。お約束の場所で30km渋滞に巻き込まれつつも20:30帰宅。
 R152の峠は南に行くほど厳しい道になると思います。最初は北からの方が良いと思います。次回は南から?

 あとチェーンを変えてから高速走行が楽になった気がします。伸びも明らかに違うし。

 6237km→6930kmで693km、どうせならあと7km位寄り道すれば良かった、と最初思ったのだが、総走行距離が6930kmだということに気づく。一日でちょうど1/10走った計算でした。

ツーリングの目次はこちら
  1. 2007/11/04(日) 22:44:15|
  2. ST250
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日本シリーズ2007

 中日がポストシーズン10勝1敗という快進撃で日本一。
 実際にテレビで見ていたわけではないのですが、特に印象に残ったのが第5戦の落合監督の采配。八回までパーフェクトの山井から九回には岩瀬にスイッチ。

 賛否両論あるみたいですが、確実に勝てる選択をしたのでしょう。確かに純粋に山井と岩瀬を比べれば…。まあ八回までパーフェクトだった(位調子の良い)山井ならば九回も、とも素人ながらには考えてしまいますが。
 第4戦のように大量点を取っていれば別なのかもしれませんが、最小得失点差だったので仕方がないのかもしれない。ただ完全試合は見てみたかったな…。

 前回の完全試合は槙原(対広島)だったので…。そういえば、その時最後の打球を処理したのが落合でしたね…。

 いずれにせよ決断した落合監督は見事。また、制度に救われた面もありますが、4年間で3回日本シリーズに出るのは並大抵の事ではないと思います。是非アジアシリーズも頑張って欲しいところです。アジアシリーズの勝者とレッドソックスがやるわけには…いかないんだろうな。真の意味でのワールドシリーズが見てみたい気もします。


 石原慎太郎も参戦。
あれが本当のリーダー!石原都知事、落合采配を大絶賛(スポニチ)

石原氏は落合監督の采配について感想を聞かれて「実績で勝負している球団のCEOとしては、落合は見事だと思う。泣いて馬謖(ばしょく)を斬ったんですよ。絶対正しかった」と絶賛。白い歯を浮かべて「あれは本当のリーダーというものですな」と褒めちぎった。

 
 内容は個々人の価値観にもよるのでともかくとして、「泣いて馬謖を斬る」の使い方が違う。山井は全くミスを犯していない。それとも石原知事の中では、マメができることがミスなのでしょうか?


 最近は久方ぶりの日本一が多い気がします。2005年ロッテ(31年ぶり)、2006年日ハム(44年ぶり)、2007年中日(53年ぶり)。
 ひょっとしてこれで日本一から最も遠ざかっている球団(新規参入の楽天を除く)のは…。


 さて球界はストーブリーグへ。ドラフトよりもFAの方が気になります。
 新井と黒田は…?

  1. 2007/11/03(土) 22:43:02|
  2. 広島カープ(+その他野球ネタ)
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七色に光る神経細胞:"Brainbow mouse"

 Nature今週号の表紙にもなっている。これはすごい。

Transgenic strategies for combinatorial expression of fluorescent proteins in the nervous system
日本語タイトル『神経系で蛍光タンパク質を組み合わせて発現させるための遺伝子組み換え戦略』
Nature 450, 56-62 (Nov. 2007)

 CFP、YFP、RFPを神経細胞(だけ?)にランダムに発現させている。それぞれの発現量によって色が変わって見えるらしい。Brain+rainbowで"brainbow"。
 読んでいないのでstrategyについては何も理解していないのだがこの写真だけで圧倒される。

 実際には7色どころではなく90色とのこと…(*1)。相当ハイスペックな顕微鏡で無いと全てを測定しきれないのでは?染める必要が無いので形態観察や例えばdevelopmentでのcell migrationのtime lapseや…などなど、色々考えられる。

(*1)
こういうときの「1色」ってどう定義するのだろうか…
  1. 2007/11/02(金) 18:19:16|
  2. 論文
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タミフルの脳移行性と作用

 まだちょっと早いが、インフルエンザの季節が近づいている。いくつか記事が出ていたのでメモ。

タミフル、脳に侵入…厚労省見解覆す?動物実験結果(Yomiuri Online)

 これは若いラットの場合、タミフルが脳へと移行する、という話。P糖蛋白は若い時は少ないため、タミフルがBBBを通過してしまうらしい。
 実験結果はともかくとして、ラットの21日齢を「成体」11日齢を「青年期」と称すのはかなり無理がある。11日齢なんぞ乳飲み子もいいところだ。

脳への作用についても一ヶ月位前にニュースがあった。その元論文…

Neuroexcitatory actions of Tamiflu and its carboxylate metabolite.
Neurosci Lett. 2007 Oct 9;426(1):54-8
Izumi Y, Tokuda K, O'dell KA, Zorumski CF, Narahashi T.

 摘出した海馬スライスに電気生理(パッチ)。ちゃんと見ていないのだが、オセルタミビルをかけて作用があるらしいというお話。時間があったらちゃんと読みます…。脱線するが、この論文のlast authorはNarahashi先生だ。Narahashi先生はフグ毒tetrodotoxinの薬理学的特性(Naチャネルへの作用)を明らかにされた方。一度だけセミナーを伺う機会があった。70歳を超えていると思うのだが、まだまだバリバリ研究をされていた。


中外の非臨床試験では因果関係を否定、薬事日報より。

【タミフル】脳への影響は低い‐中外製薬が非臨床試験を報告
報告された非臨床試験は、▽脳内での暴露に関連する能動輸送過程(トランスポーター)に関するin vitro試験▽脳内のカルボキシエステラーゼ1(hCE1)による未変化体の代謝(エステル加水分解)に関するin vitro試験(脳組織)▽ラットにおける脳、脳脊髄および血漿中濃度の測定▽中枢神経作用に関するバインディング・アッセイ--の四つ。
 試験は、タミフルの代謝物の脳内吸収を主に調べたもので、その結果、タミフルが脳に影響を及ぼす可能性は低いとしている。また、中枢性作用に関する受容体とのバインディング・アッセイでも、タミフルが持つノイラミニダーゼ阻害作用に特別な問題は認められなかった。


 しかし…日本薬理学会誌2007年10月号(Vol130 p279)より一部引用。

 製薬企業が資金を提供した研究では、それ以外の資金で行われる研究よりも、4倍も製薬企業に有利な結果が出ている。これは単なる偶然と考えるわけにはいかない。


これの根拠となっている論文…

Pharmaceutical industry sponsorship and research outcome and quality: systematic review.
BMJ. 2003 May 31;326(7400):1167-70.
Lexchin J, Bero LA, Djulbegovic B, Clark O.

さてどうなんだろうか?

 あと新聞などの記事に合わせてタミフルと書きましたが、本来はオセルタミビル(およびその代謝物)と書くべきところ?


 風邪を引いたみたいだ。頭が痛い…。インフルエンザではなさそう。
  1. 2007/11/01(木) 21:33:06|
  2. 薬・製薬会社
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プロフィール

ikettie

Author:ikettie

・博士号(薬学)取得後、とある製薬企業の研究者になりました。
・大学と企業の違いに戸惑いながら日々の思考の変化を追っています。
・コメントお待ちしております。
・初めての方はこちらへどうぞ(070824改編)
・検索エンジンから「ST250」でいらした方はこちらへどうぞ

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・トップ画像の拡大写真はこちら。2010年5月3日@萩ユースホステルからの夕日です。夕日を見送るのが好きなので、良くツーリング先で夕日を見送っています。



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