日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~

その他ダイエットや就職活動記など色々な出来事の備忘録

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ローソンとマツモトキヨシが提携

 完全放置状態ですが、いかがお過ごしでしょうか?
 最近のほぉーと思ったニュースの一つはローソンとマツキヨの提携でしょうか?マツキヨで売っている全ての薬がローソンで買えるわけではないのですが、大部分は買えるようです。お店の方としては、登録販売士、という資格を持っている人がいれば売ることができます(=薬剤師がいなくてもOK)。現実的に、ドラッグストアで薬の説明をされたことはないので、正直ほとんど問題はないんじゃないかな、と思います。それよりも夜遅くに熱が出てきて、解熱剤が欲しいのに薬局が閉まっていた、ということの方がありがちなので便利になってありがたいです。こういう既存の枠にとらわれない提携というのは今後も増えていくのではないのかなと思います。
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  1. 2009/08/31(月) 20:49:57|
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サイエンスだけではダメらしい

 メルマガに登録している吉川医薬経済レポートから(『吉川医薬経済レポート[0903E2]:T-614の申請取り下げ』)。

 T-614という富山化学工業が創製した疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)について。なお、僕はリウマチについては素人です。
 これは1991年に臨床開発を開始し、03年に承認申請、そして今回(09年)の申請取り下げという経過を辿っているらしい。1991年に臨床試験を開始したということは、研究は1980年代半ば、もしくはそれよりも前ということになり、足かけ20年以上かかっていることになる。しかし、当時から現在までに関節リウマチの薬物治療は大きく変化したとのこと。当時はNSAIDSが治療の中心だったらしいが、リウマトレックスやレミケード、エンブレルなどの製品が出てきたことにより、DMARDは軽症などの、限られた場合によって使用されるようになってしまったらしい。研究・開発を始めたころには最先端であったであろうが、20年という年月を経て、すでに限定的な使われ方しかされないようになってしまったのだろう。関係者の苦労は計り知れない。
 現実的に20年も最先端であり続けることは難しいのだろうから、創薬のスピードを加速させることが重要なのだろうな。
 なお、リウマトレックスに関しては、アメリカで1988年に承認されているので、若干情報の収集も遅れてしまったという可能性も否定できないが。
  1. 2009/05/22(金) 20:56:11|
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田辺三菱の改竄問題

 『田辺三菱製薬、製剤試験のデータ改ざん : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』

 他社さんのことなのでなんともコメントし辛いのですが、製薬会社の改竄というのはあまり聞かない気がします。日本ケミファ(1982)位でしょうか?(まあ他にもあるでしょうが、よく知りません)
 記事内でも"製薬企業が試験データの改ざんが原因で承認を取り下げるのは異例"との記載。最近は食品会社がこういう話題を独占していましたが、二匹目のドジョウがいないことを祈るのみです(祈るだけではなく、自分の行動も気をつけねばですな)。
  1. 2009/03/25(水) 21:35:51|
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メルクが買うらしいです

『米メルク、シェリング・プラウを411億ドルで買収へ | ビジネスニュース | Reuters』

単純に売上を加算してみると、大体NovartisやRocheと同じくらいか。メルクはこれまで独自路線を貫いてきた、と言われていたが、バイオベンチャーの買収は結構していたという印象。ファイザー+ワイスもありますし、業界再編の年になるのでしょうか?

『業界情報 製薬企業の動向 大手国内企業 売上ランキング・研究開発費 - 医薬専門転職紹介 メディサーチ』
  1. 2009/03/09(月) 22:10:59|
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Phase IIIの悲喜交々

 最近いくつかのPhase IIIの結果が出ている。
『BioToday - Pfizer社 2つの第3相試験化合物の開発を中止』
 線維筋痛に対する薬と抗不安薬とのこと。メカニズムは…調べていないので不明。既存薬に対する優位を見いだせなかったらしい。

『BioToday - 武田薬品 重症敗血症治療薬・TAK-242の開発を中止』
 ニュースレベルでは理由がよく分からなかったが、薬作り職人さんのところに理由が記載されていた。

製品化したときの採算があわない、ということのようです。
『薬作り職人のブログ 何とも言えない終わり方。』


 こんなの研究所のテーマ立ち上げのときから分かっていたのでは、と言いたい人もいるかもしれませんが、実際にphaseを進めて、薬の効き目・費用・市場性など色々勘案した結果ですね。どこかで誰かに聞いたような気がするのだが、FK-506も発売前の予測では全然売れないのではないか、と言われていたとか(ウソかもしれません)。ふたを開けてみれば、昨年度でも1500億円位売れているハズ。まあこのへんはそれぞれの企業にそれぞれの戦略があるので、良く分かりませんが。
 承認されたのは第一三共のprasugrel
『NIKKEI NET(日経ネット):第一三共、欧州で抗血小板薬の販売承認取得』
 これはファーストインクラスでは無い(ハズ)だけど、ベストインクラスを狙っている薬ですね。そういう意味では承認はゴールでは無く、これからの薬(どんな薬もそうだけど)。

 研究所レベルではなかなかこの紙一重(に見える)違いを見極めることはできない気がしますが、pesimistic optimistとして頑張りましょう。
  1. 2009/02/26(木) 21:17:44|
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FDA諮問委員会がプラスグレルの承認を勧告

 各方面でニュースになっているが、プラスグレルの承認が間近に。
『第一三共、FDA諮問委員会が抗血小板剤「プラスグレル」の承認を勧告:日経プレスリリース』
 FDAの判断が諮問委員会の勧告に拘束されるものではないということだが、満場一致というのはすごい。プラスグレルに関してはなんどか書いてきたのですが、ポストメバロチンとかピーク時の売上が2000億円という話を聞くと、結構exciteしますね。日本発の大型(候補)の薬の承認をリアルタイムで感じられるというのもまたexcitingな時代だということでしょうか。もちろん、「色々制限が付いて、結局それほど売れない」と言うアナリストもいるようなので、予断は許さない状況でしょう。また、アメリカの新聞のなかには「(共同開発している)Lillyの薬」と表現しているところもあるので、第一三共の売上と利益にどれほど貢献するのかも未知数かもしれません。
 他社さんのことなので手放しで喜べないようなこともなくもないのかもしれませんが、私個人レベルでどうこう出来るようなことではないですし(というか、個人としては刺激になります)、何よりも「これで助かる人がいる」ということが最も重要なことなのだと思います。

『日々の戯言~研究とか薬とかST250とか~ プラスグレル』
  1. 2009/02/06(金) 21:29:43|
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Pfizerの買収に関する記事2本とブログの記事

『Access : Pfizer to buy Wyeth in $68-billion deal : Nature News』
 家からでは読めないのだが、会社で流し読み。ちゃんとは覚えていないけど、主旨としてはどちらかというと否定的。「効率の悪い会社同士が一緒になっても大きくて、効率の悪い会社ができるだけ。事実、Warner-Lambert、Pharmaciaの買収により、単純売上などは飛躍的に増大したが、新薬がその規模に応じて増えたかというとそうでもない。」というような話だった様な気がするが…記憶が曖昧なので、嘘かもしれないが。

 もう一報は薬事日報から。
『薬のことなら薬事日報ウェブサイト - 【データモニター】ファイザーのワイス買収に厳しい評価‐特許失効の脅威は解決しない』
 ワイス買収だけでは不十分だということらしい。


 件名のブログの記事というのは↓
『そんなに変わらぬ、研究者達 - 「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-』
 昔から読んでいる読者さんは覚えているかもしれませんが、以前ファイザーの日本の研究所が閉鎖されたときにその研究所に対してどちらかというと批判的な記事を書いたことがあります。その時はもと従業員の方々にお叱りを受けてしまいました。それと似たようなコメントをUnknownさんが書いているので引用。

「Pfizerの研究所は世界最低の生産性だそうです。
最近のリストラでさらに残存研究所も機能低下で再建に買収したベンチャー企業を使う始末。
大手でも使っている技術水準は同じでも、技術を使うのは人間なので生産性は雲泥の差があります。」


 このコメントが正しいとか正しくないとかはここで論じるつもりはありません。スタンスとしては、条件付きで賛成と言ったところかな?条件付きで反対とも言うけど。というのは、やはりoutputはスゴイと思うのですよ。でも、お金を二倍かけたからと言って成果が二倍出るとは限らないですよね、研究は。勿論数倍になることもあるかもしれませんし、同程度にしか出ないかもしれません。そこで「生産性」云々言っても仕方がないとは言わないですが、そこまで数値にこだわることはないと思うのです。そもそも「研究所の成果」というのはそんなに短期間では測れないものだとと思います。研究所はともかくとして、Pfizerが本当にすごいのはその研究ではないと最近思うのですよ。「研究開発費」とかR&Dと一括りにされているけど、本当に知りたいのはRではなくDの実態なのですよ。
 別の会社の方に言われたのですが、いくらネズミ(例えばKOマウスとか)が高いと言っても、臨床試験一本走らせちゃえばそんなのすぐ超えてしまう。物量の差が本当に出るのはDではないかと思う今日この頃です(「Rに意味が無い」とか、「Rなんて誰がやっても一緒」とか言っているわけではありません。
  1. 2009/02/04(水) 21:25:52|
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2008年に承認された薬

2008 FDA drug approvals
Nature Reviews Drug Discovery 8, 93-96
 図と表しか見ていないので本文が何を主張しているのかは良く分からないのですが、興味深い。
 図1で、FDAで承認された薬の数について(正確にはNCE)。12年間で半分程度になっているが、今年は少し持ち返した感じ。
 表2ではそのNCEについてまとめてある。Pfizer、GlaxoSmithKleinなどから聞いたことが無かった会社まで。意外とそういう「聞いたことが無かった会社」発の薬が多い。逆にいえば、大きな会社が大きな投資をしても、意外と成果にはつながっていないのではないか。もちろん、「最終的な成果」というのは上市ではなくその先なので、これからにかかってくるのだろう。
 その中でも注目したのはEisai発が二つ入っていること。Fospropofolはpropofolのプロドラッグ。Rufinamideは抗てんかん薬、開発はEisaiだが、調べてみたところ、もともとはNovartis発らしい。自分の関わった仕事をここに載せたいのは誰しも希望するようなことでしょうな。色々とmotivateされます。
  1. 2009/02/02(月) 22:57:22|
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アステラスが敵対的買収?

 内資の製薬大手四社の中で一番動きが無かった(と思う)アステラスが買収のと報道。しかも決定などでは無く、まだ交渉中の段階(というか交渉は決裂しているのか?とも思わなくはない段階)。しかもletterをホームページで公開するというのは…疎いので良く分からないのですが、よくあることなのでしょうか?

『NIKKEI NET(日経ネット):アステラス、米バイオVBに買収提案 総額890億円で』
 ミレニアム、MGIファーマ、ランバクシーに比べれば額としては小さいのですが、「07年12月期の売上高は73億円、最終損益は161億円の赤字」という会社に900億円の投資をすることは結構驚きです。そういうものなのでしょうか?販促路などの関係で、薬の質に比べて売上が小さいだけなのかも知れません。 CVセラピューティクスという会社は心臓病に強みをもつらしいですが、現在アステラスはそういう薬を持っていないので、その辺が魅力的だったのでしょうか?やはり新聞報道レベルではよく分かりません。
 いずれにせよ、敵対的買収を試みることになれば日本企業としては比較的珍しいことかと思いますが、どうなることでしょうか。


 そうはいいつつも、今日一番動きが激しかった医薬品株は第一三共なのだが、なぜだか良く分からん。
(追記)
 どうやらCS-8958関連らしい。
  1. 2009/01/28(水) 21:15:51|
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ファイザーによる買収の報道

 先週金曜日に報道されていた。
『FT.com / UK - Pfizer nears Wyeth purchase』
 今度のお相手はWyeth。まだ社名がAmerican Home Productsだったころ、Warner-Lambertとの合併交渉があり、結局不成立になったがそれがもう8年前ですか。このような報道から、「内資もいつ買収されるか分からない」とか「安定とは言えない」とか言うような一般論は書きたくないのだが、かと言って建設的なことをかけるわけではないし、思った事をそのまま書くと怒られそうなので(誰にだ?)、参考になった記事のリンクのみ、ということで。

『ファイザーが研究者800人を解雇 - 「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-』

『製薬会社における合併の真の価値とはなんぞや - 「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-』

  1. 2009/01/25(日) 20:11:44|
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ikettie

Author:ikettie

・博士号(薬学)取得後、とある製薬企業の研究者になりました。
・大学と企業の違いに戸惑いながら日々の思考の変化を追っています。
・コメントお待ちしております。
・初めての方はこちらへどうぞ(070824改編)
・検索エンジンから「ST250」でいらした方はこちらへどうぞ

・ツーリングの目次はこちらです。
・トップ画像の拡大写真はこちら。2010年5月3日@萩ユースホステルからの夕日です。夕日を見送るのが好きなので、良くツーリング先で夕日を見送っています。



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